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NATOの合同軍事演習は25日、北欧のノルウェー北大西洋などで始まり、アメリカを含む29の加盟国のほか、非加盟国のスウェーデンフィンランドが参加しています。

「加盟国が攻撃を受けた時に直ちに反撃する態勢の確認」が主な目的で、各国の兵士およそ5万人のほか、戦車や装甲車、合わせて1万台、航空機250機、艦船65隻が動員されるなど、冷戦後で最大規模の演習となっています。

NATOは「特定の敵は想定していない」としていますが、ストルテンベルグ事務総長は24日、記者会見で「演習のシナリオは架空のものだが、われわれが学ぶ教訓は現実のものとなるだろう」と述べ、4年前のウクライナ南部・クリミアの併合などをめぐって緊張が高まるロシアをけん制しました。

ロシアのショイグ国防相は24日、ロシアの同盟国のベラルーシで、軍の幹部を集めた会議を開き、「ロシアとの国境でのNATOの活動は冷戦後では例がないほど活発化している。NATOはヨーロッパ東部の軍事力の強化を図っている」と述べました。

そのうえで、「西側諸国が軍の機動性を高めたせいで、緊張が高まっている。西側の最終的な目標は、ヨーロッパに展開するアメリカ軍の移動を迅速にすることだ」と、NATOへの警戒感をあらわにしています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/25/200245(米INF破棄 “問題はロシアのふるまい” NATO事務総長)