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愛と誇りに生きる(仮題)|その他 - 霊界物語ネット

 二審の公判で高野裁判長は、王仁三郎がこれまでの予審調書を全面的に否定したことに対して鋭く追及しましたが、王仁三郎の答弁はなかなかふるっているのです。
王仁三郎「予審調書は、予審判事の創作です。私の言うことは一つも採り上げてはくれず、鼻歌を唄うような調子で勝手に書き上げてしまったのです」
裁判長「王仁三郎、お前は予審調書の終わりに自分で署名し捺印しているね。その署名捺印の前には『右録取し読み聞けたるに本人承認し署名捺印したり』と書いてあるね。分っているか」
王仁三郎「それは判っていますが、署名捺印せねば通してくれません」
裁判長「お前も大本教という数十万の信徒を有する宗教の管長様じゃないか。なぜ気にいらない調書ならば徹底的に争わぬか」
王仁三郎「そんなことをしていたら、しまいに殺されてしまいます」
裁判長「たとい殺されても、そこが管長様じゃないか。気にくわぬ調書には絶対に判をつかぬという範を人に示さねばならぬ身分じゃないか」
王仁三郎「私はそんな闇から闇へ、何のために死んだのか訳の判らぬような屠むられ方はいやです。
公判で言うだけの事をいって、聞いてもらうまでは無闇に死に度くはありません」

王仁三郎はこの禅問答で、大本を弾圧した権力を虎にたとえ、教団や王仁三郎自身を虎穴に落とされた人にたとえて、予審で無理やりに署名捺印させられた時の事情、無謀と弾圧に対する自己の態度を述べたのです。

出口王仁三郎の「虎穴問答」: 不二草紙 本日のおススメ

裁判長…それでは訊ねるが、この事件は結社の組織罪が問題になっていて、お前がその結社の首魁ということになっているのだよ。たとえ死んでも首魁のお前が結社を認めさえしなかったら、部下の被告等は助かったかも知れんじゃないか。自己を犠牲にしても人を助けるのが宗教家の本領じゃと私は思う。お前の答弁を聞いていると、自分が助かりたいために、部下を抱き落しにかけても構わぬというやり方のように聞えるが、それでも宗教家としてよいのか。

王仁三郎…ところが、一つだけ生きる途があります。それは何かというと、喰われてはだめだ、こちらから喰わしてやらねばなりません。喰われたら後に何も残らんが、自分の方から喰わしてやれば後に愛と誇りとが残る。その愛と誇りを残すのが、宗教家としての生きる道だ、というのがこの問題の狙いなのです。

虎穴問答 - 王仁魂復活プロジェクト

 さて、この虎穴(こけつ)問答はもうひとつ深い意味をもっている。というのは、虎に身をあたえた愛と誇りの犠牲が、現実の事件全般の進行に一大転機をもたらしたからだ。奇跡的に死地に生を得たもので、九死に一生というか九分九厘だめだったものがあと一厘で逆転にむかうのである。これこそ一厘の仕組みとかいうものだろう。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170926#1506422308(不可思量のところについて思量せよ)

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170828#1503916640遠藤周作『沈黙』)


 小池都知事を長年にわたって取材、去年「挑戦 小池百合子伝」を出版した作家の大下英治氏はAbemaTV『AbemaPrime』で「物事を発信する時に大義があることを言う、そして共感されることを言う。PR能力とリーダーシップが優れていて、彼女の下に集まれば大きな戦いができるとなるという感じになる」と、その魅力について話す。


 1976年、エジプトのカイロ大学を卒業した小池都知事。「当時のエジプトは中東戦争もあったし、戦いの中で生きていた。カイロ大では入学の際、男性は銃を撃ち、女性は匍匐前進する。だから小池都知事は、考え方も含めて"カイロ人"。戦いが好きな人」と大下氏。 「"赴任先に付いてきてほしい"と言った夫に、"あなたが去りなさい"と言って離婚した人。だから小池さんには今、家庭もない。人生は政治家オンリー。小池氏都知事は、お父さんに『普通のことをして成功しても誰も褒めない。誰もやらないことをして成功しろよ』、お母さんは『結婚なんかは最終目標にしてはいけない。自分で仕事を持って、女として自分の戦いをやりなさい』と言われて育てられた。政治家になった時も、はじめから総理になることしか考えていなかった」と語った。


 1992年、テレビキャスターから政界に転身、日本新党から参院選に出馬し比例区で初当選を果たすと、翌年には衆院選で当選。1994年に日本新党が解党すると新進党の結党に参加。次に新進党が解党すると小沢一郎氏が党首を務めた自由党の結党に参加。さらに自由党が分裂すると小沢氏と袂を分かち、保守党に合流。そして2002年、自民党へ。5つの政党を渡り歩いてキャリアを重ねた経歴から「政界の渡り鳥」とも呼ばれている。


 また、日本新党時代には細川護煕元総理、新進党自由党時代には小沢一郎氏、自民党では小泉純一郎元総理と、時々の権力者に近づき、キャリアアップをしてきたというイメージもつきまとう。


 大下氏は「私が最近の政治家の中で天才的と呼びたいのが、細川・小沢・小泉。小池都知事はその3人から吸収してきた。調子よく渡り歩いてきたと思われるかもしれないが、実は逆で、みんな彼女がいたから光った」と指摘。「都知事選では敵を設定して、それを討つことによって小池劇場を起こした。これは小沢さんや、小泉さんに学んだこと。そして、前原さんは細川さんの子分。やがては前原さんの民進党を食うだろう。民進党もやがて解党するし、細川さんが後ろ立てとなり、脱原発では小泉さんが、非自民政権を作るのが夢の小沢さんと、先生たちが組んで、小池さんを総理にする」と、壮大な小池都知事の"野望"を語った。


 25日の会見で小池都知事は「これまで若狭さん、細野さんをはじめとする方々が議論をしてこられたが、リセットし、私自身が立ち上げるということ。直接絡んでいきたいというふうに思っている」と、希望の党の代表に自らが就任することを突如発表。このことについて、若狭氏や細野氏が梯子を外された格好になったと指摘する声もある。


 さらに大下氏は、都議選で大勝した翌日、都民ファーストの代表を突然辞任したことから、今回も同じような展開になるのではないかと不安視する意見に対しても「そんなことはない。4年間はきちんと都政をやる。小池さんは総理を狙っているから、次の総選挙で出てくるから、彼女としては今回の選挙はありがたかった。解散が来年になれば、5年後になってしまう」とした。


こうした中、民進党は28日午前、党の執行役員会を開きました。この中で前原代表は「今回の衆議院選挙では民進党として公認は行わず、『希望の党』と一緒に選挙戦を戦っていく」と述べ、選挙の候補者について、希望者は全員、東京都の小池知事が代表を務める新党「希望の党」から立候補させたいとして、事実上の合流を提案しました。


このあと開かれた党の常任幹事会でも、前原氏は、「安倍政権を終わらせることと、もう一度、政権交代可能な二大政党制を作りたいという思いで、具体的な提案をする。すべて、皆さんと築いてきた、われわれの目指す社会像と政策を実現するためだ」と述べたうえで、みずからの考えを説明し、理解を求めました。


民進党内では、「希望の党」に参加するため党を離れる動きが続いていることも踏まえ、「安倍政権に対抗するため、やむをえない」として、前原氏を支持する意見が出ている一方で、党の存続に関わるだけに、「到底、受け入れられない」と反対する意見や、戸惑いの声も聞かれます。


このため、28日の党の会合で、前原氏の説明に党内の理解が広がるのかがポイントになります。


さらに、「党どうしの合流はありえない」としてきた小池知事が、民進党から実際にどの程度の候補者を受け入れるのかも未知数で、今の段階では合流の規模は不透明です。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170926#1506422302(運営が求めているのは、ファンが求めているのは彼女のような人材だ。ぼろぼろに成りながらも、パフォーマンスをできる人間。)


 ではいよいよ「自民党“極秘”情勢調査・選挙予測」に移ろう。前出の政治部記者が明かす。


「実施したのは、『週刊文春』が山尾志桜里衆議院議員の不倫問題が報じられ、少し安倍内閣の支持率が回復してきた時期にあたるようです。肝心の内容は、自民党は約20議席減の270議席前後。公明党は現有の35議席を維持。民進党は10議席から20議席を上積みする、という予測が出たそうです。自民党議席数が減るとはいえ、40議席減らすことはまずない。絶対安定多数とされる261議席は確保。憲法改正の発議に必要な『3分の2』も、たとえ自民党議席を落としたとしても、公明党に加え、維新や民進党の中にもいる改憲派の補完勢力が議席を維持してくれれば、憲法改正のスケジュールに悪影響は及ぼしません。こうした予測から安倍首相は解散を決断したと見られます」


 安倍総理森友学園加計学園のいわゆる「モリ・カケ」問題で追及されていた7月に行われた情勢調査では、自民党議席を大きく減らし、場合によっては230台の議席しか取れないとの結果が出ていたという。その頃に比べれば、劇的に数字は回復した。この先、アメリカと北朝鮮の緊張状態は当分続く。とすれば、来年12月末の任期満了まで総選挙のタイミングを逸してしまう。ならば、負ける可能性が極めて低い、今選挙をやるしかない、との結論に至ったというのである。


「絶対に自民党が負けない選挙」、「実質的には安倍首相の信任投票」という指摘は、今でも根強い。世論調査の予測を安倍首相と菅官房長官が極めて的確に活用し、官邸の力で「安倍叩き」を脱出。政局の流れを変えることに成功したのだ――。

 となるはずだったのだが、ここで思わぬ「不確定要素」が飛び出した。安倍首相が会見を行ったのと同じ25日、小池百合子都知事が国政新党「希望の党」立ち上げを発表し、自らが代表に就任すると明言。おまけに民進党との実質的な合流を行うという。これで「安倍信任選挙」から「小池新党」が台風の目となる可能性が出てきた。


「あの情勢調査は、民進党が山尾スキャンダルで揺れている頃のもので、若狭勝衆院議員が新党を作るの、作らないの、という時期でした。小池さんも若狭さんを側面支援するものの、新党の代表にはならないと見られていました。そのため、自民党の極秘情勢調査では『小池新党は10議席程度』と予測していたということです。ところが、小池さんが希望の党の代表に就任することが発表され、一気に世間の注目を集めることになった。彼女の登場で、特に自民党の東京の小選挙区は、確実に議席を減らすことになる。東京の小選挙区は25で、自民党は22の選挙区に現職がいる。これが全滅するかもしれない、小池新党に、かなりの議席を持っていかれる……という声が出ています。自民党内部からも『世論調査を信頼しすぎ、先を見誤ったのではないか』と批判する見方も出始めています」(同・政治部記者)


 現代経営学の祖と呼ばれるピーター・ドラッカーは「未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだ。未来を予測しようとすると罠にはまる」との言葉を残している。


総会で前原氏は「どんな手段を使っても、安倍政権を止めなければならない。政権交代を実現して政治をゆがめる安倍政権を退場に追い込みたい」と述べました。そのうえで前原氏は「党の現状を考えた時、どうすれば、もう一度、政権交代を起こせるのかを考えた末の提案だ。他党に合流するということではなく、大きなプラットホームをわれわれ自身が作る。理想の社会を作るため、名を捨てて実をとる、この決断にご理解をいただきたい」と述べました。


これに対し出席者からは「これまで積み上げてきた野党連携はどうするのか」という指摘や、「希望の党に行く人と、民進党に残る人がいてもいいのではないか」といった意見も出されましたが、最終的に提案は了承されました。


この中で、民進党の前原代表は、東京都の小池知事が代表を務める希望の党との事実上の合流が了承されたことを受けて、「同じ党で政権交代を目指すことになるので、できるだけ早く公認候補を調整し、政策合意の中で目指す社会像を共有したい」と述べ、希望の党との調整を急ぎたいという考えを示しました。


そして前原氏は民進党について、「衆議院選挙の候補者は離党するが、参議院議員や地方組織などは民進党として残っている。選挙が終わったあと1つになることを目指して努力していきたい」と述べました。


また前原氏は「今週末に地方組織の代表らを集めた会議を開いて、経緯をしっかりと説明する。すべての地方議員や党員・サポーターに文書を出して、『どういう決断をして、何を目指しているのか』を丁寧に説明する」と述べました。


さらに前原氏は、民進党の最大の支持団体である連合との関係について、「決断にあたり、いろいろな意見交換や調整をしたことは事実で、それをなくして今回の合意には至らなかった。民進党は生活者や勤労者などの立場に立った政治を行ってきたので、これから新たな政党になっても、そのスタンスは限りなく求め続け、連合にも支援をいただきたい」と述べました。


一方、前原氏は、東京都の小池知事について、「勝負ができて実行力があるという意味で、すばらしい政治家だ。『国政に出てもらいたい』という期待も紛れもなく大きいが、政治家の出処進退は、まさに本人が判断されるべきことだ」と述べました。


また、みずからの衆議院選挙への対応については、「党の代表を辞めるつもりはない。希望の党の公認候補で出るのか、無所属で出るのかは決めていないが、公示の来月10日までには結論を出したい」と述べました。


この中で、小池知事は、民進党が、みずからが代表を務める希望の党との事実上の合流を決めたことについて、「民進党と合流という話があったが、私どもは、合流という考えは持っていない。これから、『希望の党で戦いたい』という申し込みがあって、初めて、候補者として選ぶかどうかだ」と述べました。


そのうえで、小池氏は「希望の党で出たい人もいるし、『そんなの嫌だ』という人もいるだろう。安全保障関連法の採決の際に全く賛成しないという人は、そもそも申し込みをしないだろう」と述べ、外交・安全保障政策などを考慮して民進党出身者の公認の是非を個別に判断する考えを示しました。


また、小池知事は、自民党について、「業界団体などとの間で長い間のつきあいがあり、『お友達優先の特区』など、しがらみの中では改革はできない」と批判しました。


一方、小池知事は「私がまた、国政に戻るのではないかと後継の名前まで出ているが、私のエネルギーは、東京オリンピックパラリンピックの準備をしっかりして東京を引っ張っていくことだ」と述べ、都知事の職務を続ける考えを重ねて示しました。


 野党結集を進めるためにと、小沢氏と民進党の前原代表、希望の党の小池代表との間で大筋で合意した模様だ。自由党は、小沢氏を含めて衆院2人、参院4人の計6人で、小沢氏以外の議員は対応を検討している。


共産党の志位委員長は東京都内で記者団に対し、「野党4党の党首が何度も確認してきた公党間の合意に背く、重大な背信行為と言わざるをえない。民進党は『安保法制は憲法違反で、廃止すべきだ』と言い続けてきたが、希望の党は、憲法違反の安保法制を容認し、憲法改定を推進している。その点で大きな矛盾を抱えている」と批判しました。


そのうえで志位氏は「市民と野党との共闘を貫く姿勢は変わらない。共闘の原点をしっかり守って頑張る方々や政党、候補者とは、しっかり共闘を進めて協力していきたい」と述べました。

#政界再編#二大政党制