駐日中国大使「複雑で敏感な要因にも直面」 #nhk_news https://t.co/EqczVVaxyO
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年9月28日
東京にある中国大使館は、28日夕方、中国の建国記念日にあたる「国慶節」と日中国交正常化45年を祝う式典を都内のホテルで開き、初めて安倍総理大臣も出席しました。2500人もの出席者を前に、あいさつに立った中国の程永華大使は、安倍総理大臣の出席に感謝の意を示したうえで、「これまで苦労して得られた中日関係の発展の成果をより一層大切にし、しっかり守らなければならない。中国側は常に中日関係を大いに重視している」と述べました。
そして、現在の日中関係について「徐々に改善に向かいつつあるが、同時に少なからぬ複雑で敏感な要因にも直面している」として、今後、日中双方が長期的な視点に立ち、相互信頼を絶えず増進していく必要があるという考えを強調しました。
中国大使館主催の式典への安倍総理大臣の出席について中国外務省の陸慷報道官は28日の記者会見で「日本の上層部の指導者などが中国大使館のレセプションに出席することを歓迎する」と述べました。そのうえで、「日中国交正常化の45周年を契機に日本と中国がともに歩み寄り、歴史をかがみとし未来に向かうという精神で、交流と協力を着実に進め、両国関係を正しい方向に発展させるよう望む」と述べ関係改善に期待を示しました。