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この中で民進党の前原代表は、衆議院選挙に向け、東京都の小池知事が代表を務める希望の党に事実上合流する方針を決めたことについて、「民進党のままで、選挙に突入しても、『箸にも棒にもかからない』という人がかなりの数いる。合流するにあたって、候補者として勝てなければ、意味がない」と述べました。


そのうえで前原氏は、希望の党の公認について、「私は、極めてリアリストなので、誰なら勝てるか、調査結果をもとに行うことも1つの方法だ」と述べ、与党の候補者に勝てる可能性があるかどうかも判断基準になるという見通しを示しました。


一方、前原氏は、みずからの衆議院選挙への対応について、「民進党の籍は抜けない。衆議院選挙は無所属で出る」と述べました。


こうした中、希望の党の細野元環境大臣は、28日夜、東京都内で記者団に対し、衆議院選挙での公認の扱いについて、民進党の菅元総理大臣や野田前総理大臣を念頭に、「三権の長を経験された方は、ご遠慮いただいたほうがいい」と述べました。


そのうえで細野氏は、「民進党の政策と理念は希望の党とは明確に違う。民主党時代も含めて、三権の長を経験された方は、これまで中核を担ってきた方なので、入党を遠慮してもらうことは自然ではないか」と述べました。


キッシンジャー博士がプーチン大統領側に寝返ったことで、シナリオが書き換えられています。そのことは、「希望の党」の綱領全文を見ても、わかります。


民進党の前原代表は28日、来月行われる衆議院選挙に向け、東京都の小池知事が代表を務める希望の党に、事実上合流する方針を決めたのを受け、29日午前、東京都内のホテルで小池知事と会談しました。


そして両氏は、衆議院選挙での民進党出身者の公認について、希望の党若狭勝衆議院議員民進党の玄葉元外務大臣の間で調整を急ぐことを確認しました。


そのうえで、前原氏は「民進党のすべての候補予定者を公認してほしいが、理念や政策が共有できるかや、小選挙区で勝てるかどうかも考慮して調整してほしい」と求めました。


会談のあと小池氏は記者団に対し「全員を受け入れるつもりはさらさらない。政策的に一致しなければならずしっかりと絞り込みをさせていただく」と述べました。


また前原氏は、記者団に対し「これからは仲間で、どうやって安倍政権を倒すかという話がメインだった。これからは1日が本当に大事になるので、作業を加速してもらいたい」と述べました。


野田総務大臣閣議のあとの記者会見で、「私には勝負師の勘がないので、小池知事がタイミングを見て崖を飛び降りる勇気は羨ましい。ただ、政党は小池知事一人ではないので、有権者は党のメンバーが日々どれだけ自分の選挙区で自分たちと対話しているかを見ている。また、政党として総理大臣指名選挙の時に誰を指名するのか、いまだに分からない」と述べました。


この中で、共産党の志位委員長は、民進党希望の党に事実上合流する方針を決めたことについて、「民進党は安全保障関連法にあれだけ反対して、ともに戦った。その後も『憲法違反で廃止すべきだ』と主張しており、法律を容認する希望の党との合流は大きな政治的変節だ」と批判しました。


一方で志位氏は「民進党出身者でも共闘の原点である『安保法制の廃止』という大義に立って行動する人であれば共闘を追求していきたい」と述べ、希望の党から立候補せず安全保障関連法の廃止を訴える民進党出身の候補者とは連携を模索したいという考えを示しました。


また志位氏は、希望の党の代表を務める東京都の小池知事について、「もし、衆議院選挙に立候補するのであれば『都政を踏み台にしたのか』という大きな批判は免れない」と述べました。


 とはいえ、共産も「安倍政権の打倒」には異論はないはず。そのためには、民進合流後の希望との候補一本化は欠かせない。共産が「必勝区」と位置付けた16選挙区のうち6つで、民進は候補を立てていなかった。「共産が格別のこだわりを見せる必勝区で、希望がさらに譲歩すれば、妥協点を見いだせるかもしない」(野党関係者)との声もある。


 果たして、共産は希望と選挙協力するのか。


共産党にとっての野党共闘は、野党4党と『安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合』との共闘です。民進合流後に希望が協力を求めるなら、市民連合が掲げる安保法制廃止の“踏み絵”を踏んでもらうことになる。当然、市民連合への裏切りは許されません」(共産党関係者)


 2015年の安保法案の衆院採決で自民党議員だった小池氏は、粛々と賛成に回った。市民連合めぐろ・せたがや共同代表の鈴木国夫氏にも聞いてみた。


「私たちが希望しない形での野党結集は残念ですが、今後は各地域の市民連合ごとに対応が変わることになるでしょう。スジは曲げられないという地域もあれば、候補者と話を詰めて支援に動く地域も出てくる。選挙協力は各候補者のスタンス次第となりそうです」


 総選挙の公示日まで残り10日余り。安倍政権の打倒に向け、希望と共産の度量が試される。


この中で小池知事は、30日に大阪市日本維新の会の代表を務める大阪府の松井知事、愛知県の大村知事と会談し、地方分権などの政策を発表することを明らかにし、「地域どうしの連携は、いろいろシナジー効果がある」と述べました。


そのうえで、小池氏は衆議院選挙での対応について、「日本維新の会は『身を切る改革』、私たちは『ワイズスペンディング』と表現しているが、同じ改革の志は大切にして、選挙区の状況を確認して、答えを出したい」と述べ、日本維新の会と連携したいという考えを示しました。


また、小池氏は、希望の党が擁立する民進党出身の候補者調整について「安全保障や憲法観で一致することが必要最低限のことであり、一致しなければ排除するということだ」と述べたうえで、最終的にはみずかららが判断する考えを示しました。


一方、小池氏は、政府・与党などが民進党との事実上の合流を批判していることについて、「党対党で合流する話はそもそもない。『お金ほしさ』との批判もあるが全くの間違いで、候補者が自前の努力で立候補し選挙戦を戦うことを条件にしており、大政党とは違うアプローチをやっていく」と反論しました。


 新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は29日の記者会見で、希望の党からの出馬を望む民進党の立候補予定者の絞り込みについて、「リベラル派を『大量虐殺』するのか」と問われ、「(リベラル派が)排除されないということはない。排除する」と言い切った。その上で、小池氏は「安全保障、憲法観といった根幹部分で一致していることが、政党構成員としての必要最低限」と重ねて強調した。


 −−民進党前原誠司代表が「(民進党から希望の党に)公認申請すれば、排除されない」と発言したことに関し、小池氏は「安全保障、憲法改正で一致した人のみ公認する」と明言している。前原氏をだましたのか? リベラル派“大量虐殺”なのか?


 「前原代表がどういう発言をされたのか承知していませんが、排除されないということはございません。排除致します。というか、絞らせていただくということです。それはやはり、安全保障や憲法観という根幹部分で一致していくことが政党の構成員として必要最低限のことではないかと思っています」


 「一人一人のお考えを踏まえながら判断したい。現下の北朝鮮情勢もこれまでの議論に加えて、リアルな対応を取っていこうという方々も(民進党には)いるようなので、そういったこともしっかりと希望の党で、今回出馬されたいという人は絞り込ませていただくということです。ちなみにその作業は私どもからは若狭勝(前)議員、先方からは玄葉光一郎(前)議員が絞り込みの作業に入るということで実務的に任せていきます」

#政界再編#二大政党制