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イオン(8267.T)は4日、2018年2月期の業績予想を上方修正すると発表した。粗利改善や経費構造改革の進展から、総合スーパー(GMS)事業の営業損失が想定を上回って改善している。


2018年2月期の連結営業収益は前年比1.1%増の8兆3000億円で据え置く一方、営業利益は1950億円から同8.3%増の2000億円に引き上げた。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト8人の営業利益予測の平均値は1960億円となっている。


<上期、営業益は11年ぶりに最高益>


2017年3―8月期の連結営業利益は前年同期比17.5%増の850億円になった。3―8月期としては、06年の823億円を超えて、11年ぶりに過去最高を更新した。売上高に相当する営業収益は、同1.4%増の4兆1686億円だった。


GMS事業において、新業態の「イオンスタイル」が好調に推移している。イオンスタイルは、8月末で48店舗。GMS事業の営業損失は104億円となり、前年同期から99億円改善した。


また、4月に254品目の値下げを実施。また、8月25日からは、プライベートブランドトップバリュ」の食品や日用品114品目について値下げした。こうした値下げにより、客数増に結び付いた。