なぜ、子どもや部下を「褒めて」はいけないのか? - アルフレッド・アドラー100の言葉 https://t.co/NyIwDeCcId
— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) 2017年11月6日
ごほうびやほめ言葉につられて、私たちの言う通りの行動を取る人がいたとしたら、その人は自分の意思で行動しているのではありません。
しかも、私たちが見ていないところでは、相手はその行動を取らなくなる。私たちが見ている時にしか、その行動を取らないのです。
その逆であるムチ、すなわち罰や叱ることで相手の望ましくない行動を防ぐのも同じことです。自分の意思で行動をやめるのではないのですから、強制がなければ問題行動を続けるに違いありません。私たちの監視の目が届かないところでは、相手は問題行動を取るでしょう。
それだけではありません。アメとムチ、ほめたり叱ったりすることでコントロールをされることに慣れた相手は、自分をほめてくれない時に私たちを敵だと思うようになります。「なぜほめてくれないのか?」と責めるのです。私たちは相手をコントロールしようとしてはいけません。それは教育ではありません。