アメリカ パレスチナ代表部の閉鎖を警告 PLO 強く反発 #nhk_news https://t.co/zbKX4e2G2z
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年11月18日
トランプ政権は17日、パレスチナの国際的な代表機関、PLO・パレスチナ解放機構に対し、ワシントンにある代表部を閉鎖すると警告しました。
アメリカの法律では、パレスチナが国際刑事裁判所に対しイスラエル人への捜査を働きかけた場合、代表部を閉鎖できるという規定があります。
アメリカ国務省はNHKの取材に対し「パレスチナの指導者による発言が規定に違反すると判断した」としていて、PLOのアッバス議長がことし9月、国連総会で、イスラエルに関する捜査を呼びかけたことなどが念頭にあると見られます。
ただ、今後90日以内に、パレスチナがイスラエルと交渉に入ったと判断すれば代表部は維持されるとしていて、トランプ大統領が強い意欲を示す、中東和平交渉の再開に応じるようパレスチナに圧力をかける狙いがあると見られます。
これに対し、PLOの幹部のアリカット氏は「不当な圧力であり、とうてい受け入れられない。代表部が閉鎖された場合、トランプ政権とのあらゆる接触を停止する」という声明を出し強く反発しています。