直接この方を知らないけど、不正がバレたから言い訳してるというより、元々そういう人なんだろうな。そういうトップの下で働いていたと今更知り、自分の人生は何だろうと、愕然としてる。/東芝の「戦犯」と呼ばれた西田厚聰氏が初激白「私は騙された」 https://t.co/chwIT0yVL7
— 竹内健 (@kentakeuchi2003) 2017年11月18日
西田厚聰は、東芝壊滅の責任は自分にはないという。では誰のせいだと言うのか。西田は、2009年に社長職を引き継いだ佐々木則夫の責任を明言した。以下は、西田による佐々木評である。
「僕は佐々木がどんな人間か、あまりね(知らなかった)……。佐々木が(故意に)僕を騙したかどうかは分からないけども、騙されたのは事実だね。あいつは猫をかぶっていた」
「どういう人間かって? もうね、自分のことしか考えない。しかも、自分が一番正しい、自分の考えがなんでもかんでも正しいとする人間ですよ」
「他に後継になれるような人間がいたら、そいつを指名していた」
「全体をドライブさせる人間として選んだ。でも間違いだった。何も成長させなかった」
3時間を超えたインタビューの最後に、西田は「これだけは分かってください」とこう力説した。
「分かってほしいのは僕の人格ですよ。経営者としての人格。僕が不正を見逃して、言っては悪いけども、あの時期(リーマンシ・ショック後)、数千億円の赤字が出ている時にですよ。そんな時に100億円だの、200億円なんてゴミですよ。本当ですよ」
100年も続く大企業のトップは人格者だ、とよく言われるけど、そんなのは嘘である、と身をもって経験したわけか。だから同じ会社を信用し、自分の身を預ける終身雇用こそリスクだと思う。
— 竹内健 (@kentakeuchi2003) 2017年11月18日