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三菱電機が発表したのは、列車や駅など未来の鉄道をコンセプトにしたさまざまな技術です。このうち、ゲートのない改札口は、ICカードをかざさなくても通ることができる技術です。ICカードを専用のケースに入れると、床に埋め込まれた受信機が乗車駅などのデータを受信する仕組みで、車いすやベビーカーが通りやすく、混雑時にゲートに引っかかり、人の流れを妨げる事態も防ぐことができるといいます。


また、この改札口では、カメラの映像をAIが分析して車いすに乗るなど乗り降りの際に介助が必要な人をいち早く捉えることもできるということです。


一方、20日公開された未来の列車の座席は、旅客機のようにそれぞれにディスプレーが備えられています。特急列車などの指定席を想定していて、到着時刻までに見終えることができる映画を選んだり、車内販売を注文したりすることができるということです。


会社では、こうした技術を2025年以降に実用化したいとしています。
三菱電機デザイン研究所の阿部敬人所長は「公共交通機関にも最先端の技術を導入し、より利便性の高いサービスを提供していきたい」と話していました。