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問題になった白鵬自ら物言いも…【平成29年大相撲九州場所11日目】

嘉風は先に両手を土俵につけて待つ姿勢、横綱が間合いを外して自分のタイミングで立ち上がっている。すでにこの時点でどちらが横綱だかわからない! 嘉風へのタイミング外しにしくじってもろ手を刺された時点で形勢不利を知った白鵬はようやく待ったのポーズをとる、これも横綱の姿勢ではない。 そのまま押し切られて無様に転げ落ちた、「恥ずかしさのあまり神聖な土俵に上がれなかったのだろう」、と善意に解釈しようのないほどに醜い姿に移りました。


 このシーンに、NHKの藤井康生アナウンサー(60)は「白鵬が手を挙げてアピールしていますが、これはもう成立しています。白鵬戻らない。これはダメです。もう勝負は成立して…。こんなシーンは見たことがありません」と冷静な語り口ながら厳しく実況。「これはいけません。こんなことはあってはならないことです」と続け、白鵬がようやく土俵に戻ると改めて「気持ちは分からないではないですが、この姿はもう…大横綱いけません」と前人未到の40度目優勝を目指す横綱に”ダメ出し”した。


 NHK入局後、大相撲を中心にスポーツ実況を長年務めてきたベテランアナならではの指摘。ツイッター上では「これが藤井アナのみなせる技」「毅然としていたのは、藤井アナだけだった」「今日の実況が藤井アナでよかった」など賛辞が相次いだ。

嘉風「(取り直し)それだけはやめてくれと思った」白鵬の要求認められず/スポーツ/デイリースポーツ online

 結びの一番で前代未聞の“珍事”が発生した。横綱白鵬が関脇嘉風にもろ差しで寄り切られて土俵下に転落した後、右手を挙げて山科審判長(元小結大錦)にビデオ判定を要求した。立ち合いは成立しており、要求は認められず軍配通り嘉風の勝ちとなったが、横綱の品格を問われかねない行為だった。


 どよめきの中で、嘉風は淡々と勝ち名乗りを受けた。「仕切り線についた瞬間に思いついた」という、ふわりとした立ち合いからもろ差しとなり、そのまま白鵬を一気に寄り切った。


 「横綱が明らかに力を抜いたので『待った』だと思った。そしたら(行司が)『のこった』と言うから、これは行ってもいいんだと」。落ち着いて千載一遇のチャンスをものにした。


 去る20日、両国国技館で行われた相撲協会評議員会終了後、池坊保子議長はこう言った。


 横綱日馬富士(33)の貴ノ岩(27)に対する暴行事件。貴ノ岩の師匠である貴乃花親方(45)は、巡業部長でありながら協会より先に鳥取県警に被害届を提出した。それは課せられた義務を怠ったということだろう。池坊議長は「すみやかに理事長に報告していれば、対処のしようがあったと思います」とも言っている。


 そんな貴乃花親方について、相撲協会内部では理事職の剥奪も検討されているという。


 協会の定款には「理事が職務上の義務に違反し、または職務を怠ったときは、評議員会の決議によって解任することができる」(第18条及び第32条1)とある。報告義務を怠った貴乃花親方はこれに該当するのだ。


 しかも、貴乃花親方は10月29日に被害届を出しながら、周囲には11月3日に鏡山危機管理部長から電話で報告を受けるまで暴行の事実を知らなかったと言っているそうだ。これはもう、意図的に報告をしなかったと受け取られても仕方がない。


 貴乃花親方は危機管理委員会が貴ノ岩の事情聴取を要請したにもかかわらず、応じていないことも明らかになっている。

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