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メルケル首相率いる中道右派キリスト教民主・社会同盟は、4期目の政権発足に向けて2つの小政党との間で連立協議を続けてきましたが、交渉は決裂しました。
これを受けてシュタインマイヤー大統領は、これまでキリスト教民主・社会同盟との連立を拒んできた2大政党の一つで中道左派社会民主党のシュルツ党首と23日会談し、政権への参加を検討するよう促したものと見られます。


シュルツ党首は24日会見し「社会民主党は責任を自覚している」と述べたうえで「ほかの党との対話を促す大統領の呼びかけに応える」として、来週30日に大統領を交えてメルケル首相らと会談することを明らかにしました。


社会民主党が連立に応じれば議会の解散と再選挙の必要はなくなりますが、党内には連立に反対する意見もあり、シュルツ党首も「結論が決まっているわけではない」と述べています。
このため30日に行われる会談が大連立に向けた協議につながるかは不透明で、会談の行方が注目されています。