ドイツ右派政党党首 メルケル首相と対決姿勢 #nhk_news https://t.co/MxRX7CSmjv
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年12月2日
難民の受け入れに反対する右派政党「ドイツのための選択肢」は、9月の連邦議会選挙で94議席を獲得して第3党に躍進しました。
選挙のあと初めての党大会が2日、ドイツ北部のハノーバーで始まり、党首に、ヨーロッパ議会のモイテン議員とこれまで副党首だったガウラント氏の2人が選出されました。
ドイツでは、メルケル首相の中道右派政党と2つの少数政党との連立交渉が先月決裂し、メルケル首相は安定政権を樹立するため、第2党で中道左派の社会民主党との大連立を模索しています。
こうした状況について、モイテン党首はNHKの取材に対し、既存の2大政党は「権力欲だけで大連立を組もうとしている」と批判したうえで、「大連立政権になった場合、われわれは野党第1党として徹底的に政府と戦う」と述べ、メルケル首相と対決していく姿勢を鮮明にしました。
一方、党大会が開かれているハノーバーでは、「ドイツのための選択肢」に反対する市民のデモが行われ、参加者の一部が道路をふさいだため、警察が放水する事態になりました。