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メルケル首相率いる中道右派キリスト教民主・社会同盟は、4期目の政権発足に向け2つの小政党との間で連立協議を続けてきましたが、難民政策などをめぐって折り合いがつかず、交渉は決裂しました。


これを受けてシュタインマイヤー大統領は各党の党首らと会談を続けていて、23日には2大政党の1つで中道左派社会民主党のシュルツ党首と会談し、政治の安定のためにキリスト教民主・社会同盟との大連立政権の樹立を検討するよう促したものと見られます。


社会民主党は2013年からキリスト教民主・社会同盟と大連立を組んできましたが、ことし9月の連邦議会選挙で大敗を喫し、シュルツ党首は党の立て直しのため大連立に参加しない方針を示しました。


これに対し、党内の一部からは状況が変わったとして連立協議に応じるべきだとの意見が相次ぐ一方、メルケル首相の少数与党政権に閣外から協力したほうがよいとの意見も出ていて、党内はまとまっていません。


社会民主党が大連立を拒んだ場合、メルケル首相は少数与党による政権を樹立するか、議会の解散で再選挙を実施するかの選択を迫られることになります。

Merkel's decisions led to rise of Alternative for Germany party – German MP RT — SophieCo

Germany is in an unprecedented political limbo – with coalition talks collapsing, the country may be headed into a snap election – with uncertain results. What happens next? We ask Beatrix von Storch, member of the Bundestag and deputy leader of the Alternative for Germany party.

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