中国 自由貿易めぐる日米欧の声明に反論 #nhk_news https://t.co/icgnkZ0kz9
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年12月14日
日本とアメリカ、それにEUの閣僚は、13日まで開かれていたWTOの閣僚会合に合わせて会談し、中国などを念頭に自国産業を優遇する政策が自由な貿易をゆがめているなどとする声明をまとめ、日米欧で連携して是正を求めていくことで合意しました。
これについて、中国商務省の高峰報道官は14日の記者会見で、「先進国が発展途上国に圧力をかけるやり方には反対だ。国際貿易における隔たりは当事者どうしの友好的な協議を通じて適切に解決されるべきだ」と反論しました。
一方、閣僚会合の中でアメリカがWTOは貿易問題に対する対処能力を失っていると批判したことについて、高峰報道官は「多角的貿易体制は保護主義を抑制するための大黒柱として役割を果たしてきた。不満があるからといって、WTOの役割すべてを否定することには賛成できない」と述べ、二国間での交渉を重視するアメリカの姿勢を暗に批判しました。