ノーベル文学賞見送り原因の性的暴行事件で有罪 スウェーデン #nhk_news https://t.co/X6s0aOSq1i
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年10月1日
ノーベル文学賞の選考を行う「スウェーデン・アカデミー」は、選考委員の夫から性的暴行を受けたという訴えへの対応が不十分などとして、委員が抗議して相次いで辞任したことから、ことしの賞の発表を見送る異例の事態となっています。
首都ストックホルムの裁判所は1日、7年前に女性に性的暴行をした罪で起訴されていた選考委員の夫、ジャン・クロード・アルノー被告に禁錮2年の実刑判決を言い渡しました。
判決について選考委員会はこれまでのところ正式なコメントを出していません。
判決に先立って先週、ノーベル賞を運営するノーベル財団のヘイケンステン専務理事は、メディアとのインタビューで「スウェーデン・アカデミーが組織改正などの改革をできなければ、選考をほかの団体にゆだねることも検討しなければならない」と述べて厳しい見方を示し、信頼回復に全力を尽くすよう求めています。