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調査が行われるのは、宮内庁が「仁徳天皇陵」として管理している大阪堺市の国内最大の前方後円墳です。

天皇などが葬られ、宮内庁が管理する陵墓は、「静安と尊厳の保持が重要」だとして立ち入りや調査が厳しく制限されている一方、研究者などからは、貴重な文化財として地元の自治体などが加わった調査や、一般公開を求める声があがっていました。

堺市などによりますと、調査は今月下旬から12月上旬まで行われ、市の学芸員も加わって、古墳の3重の濠のうち1番内側と2番目の間の堤で3か所を調査し、埴輪が埋まっている位置などを確認するということです。

宮内庁自治体が共同でこのような調査をするのは初めてで、宮内庁は、周辺の古墳や遺跡に詳しい地元の学芸員が加わることで、適切な保存管理につなげたいとしています。

宮内庁書陵部の徳田誠志陵墓調査官は「陵墓は文化財としての価値が高く、将来にわたって保存管理していくには、地元自治体と連携することが不可欠と考えた」と話しています。