北海道北部、猿払村沖合の小島が波や流氷で削られて、なくなった可能性があることが海上保安本部などへの取材でわかりました。島がなくなれば領海が狭まる可能性もあるということで、海上保安本部が今後、現地の状況を調べることにしていますhttps://t.co/o3s7gGNiz3#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/jLkrurhwvN
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年10月31日
島が消えた? 日本の領海狭まる可能性も 北海道の沖合 #nhk_news https://t.co/o3s7gGNiz3
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この島は、北海道の最北に近い猿払村の沖合、およそ500メートルで確認されていた無人島「エサンベ鼻北小島」です。
今月上旬、地元の住民から第1管区海上保安本部に「島が見当たらなくなっている」との情報が寄せられたということです。また地元の漁協によりますと、今月15日に漁協の関係者が船を出して調べたところ、島は見つからなかったということです。
この島は、31年前に測量が行われた当時、海面からの高さがおよそ1.4メートルあり、領海を明確にする目的で国が4年前に名前を付けましたが、海上保安本部の担当者は「波や流氷で削られ、海面より上がなくなった可能性がある」と話しています。
国連海洋法条約では、島は、周囲を水に囲まれ、高潮時でも水没しないと定義されていますが、島がなくなれば日本の領海が狭まる可能性もあるということで、海上保安本部が今後、現地の状況を詳しく調べることにしています。
猿払村の漁業者の男性は「島があった辺りは浅瀬になっているので船で近づくことはなく島があることも知りませんでした」と話していました。
また、海沿いにあるホテルの支配人の男性は「島があれば白波が立つので目立つはずだと思いますが、島があったとは気づきませんでした」と話していました。
北海道の最北部に近い小島「エサンベ鼻北小島」が海面から見えなくなっているとの情報があります。
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年10月31日
島が存在しない場合、日本の領海が狭まります。https://t.co/LwyKiQpZwe pic.twitter.com/lk8wthUDgf