「中ロとの軍拡競争やめる協議 将来は始める」トランプ大統領 #nhk_news https://t.co/jBIy3eJyuw
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年12月3日
トランプ大統領は3日、ツイッターに、中国の習近平国家主席やロシアのプーチン大統領との間で「将来のいずれかの時点で、制御がきかなくなっている軍拡競争をやめるための協議を始めるだろう」と書き込みました。
トランプ大統領はアルゼンチンでの習近平国家主席との首脳会談を受けて「中国との関係は大きく前進した」とも書き込んで中国との関係改善を強調していて、核戦力の削減などを念頭に中国やロシアと協議を開始することに意欲を示した形です。
トランプ大統領はことし10月、INF=中距離核ミサイル全廃条約についてロシアが順守していないとして破棄する考えを示し、ロシアや中国に核政策の見直しを促す狙いがあるとみられます。
ただ核軍縮をめぐっては、ロシア側がアメリカとの首脳会談で直接協議する意向を示していたにもかかわらず、トランプ大統領はウクライナ軍の艦船がロシアにだ捕された事件を受けてアルゼンチンでの会談を直前にとりやめました。
またアメリカと中国の間の貿易摩擦が本格的に緩和に向かうのかは不透明で、トランプ大統領の思惑どおり3か国が一致した取り組みを実現できる見通しは立っていません。