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 エジプト考古最高評議会のムスタファ・ワジリ事務局長は記者団に、墓は荒らされておらず手付かずの状態とし、「過去数十年来例を見ない」発見だと述べた。

 墓は、エジプト第5王朝(紀元前2500─2350年ごろ)の第3代ネフェリルカラー王時代のもので、全長10メートル、幅3メートル、深さ約3メートル。

 ワジリ事務局長は、13日の発掘で墓が現れた際、内部に5つの縦穴が見つかり、このうちの1本は「墓の主の棺または石棺に通じているはずだ」と述べた。

 墓の壁にはヒエログリフやファラオの彫刻の装飾が施されており、ワジリ事務局長は、これらの彫刻と、ほぼ完全な保存状態という点でこの墓は特異だと指摘した。また、来月からさらに発掘作業が行われる予定で、新たな発見が期待されるとしている。