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トランプ大統領は、FRBによる利上げが金利の上昇やドル高を招いてアメリカ経済に悪影響を及ぼしているとして、繰り返し不満をあらわにしてきました。

トランプ大統領は24日、ツイッターに投稿し、アメリカ経済が抱える唯一の問題はFRBだ。かれらは市場の動きを実感していない。貿易戦争やドル高、それに民主党による政府機関の一部閉鎖についても理解していない」と改めて不満を示しました。

トランプ大統領としては、アメリカ経済が減速するという見方などからこのところ株価が下落していることについて、FRBの責任だと印象づける狙いもあるものと見られます。

アメリカのメディアはトランプ大統領FRBのパウエル議長の解任を議論しているなどと伝えており、株価が下落する中、政府と中央銀行の足並みの乱れが不安を広げています。

民主党の下院トップ、ペロシ院内総務と上院トップのシューマー院内総務は、24日、共同で声明を発表し、「クリスマスイブにもトランプ大統領が国を混乱に陥れている。大統領はFRBと個人的に戦っていて、株価が大幅に下落している。トランプ大統領は政府機関の一部閉鎖を望んだが解除の仕方を知らないようだ」と述べ、トランプ大統領が政府から独立しているFRBを繰り返し批判しているうえ、政府機関の一部閉鎖を解除する対策を講じていないとして、厳しく批判しました。