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松本幸四郎改め、松本白鸚さんは、父親が名乗っていた名跡を二代目として襲名し、同時に長男の市川染五郎さんが「十代目松本幸四郎」を、そして染五郎さんの長男の松本金太郎さんが「八代目市川染五郎」をそれぞれ襲名しました。


3人は2日、東京の歌舞伎座でそろって襲名披露の興行の初日に臨み、このうち夜の部では恒例の口上が行われ、白鸚さんが「私ども高麗屋にとりまして、親子孫そろっての襲名は37年ぶりとなります。泉下の父もさぞ喜んでいることと思います」とあいさつしました。


続いて染五郎改め幸四郎さんが「芸道未熟ではございますが、歌舞伎のための力となることを信じ、天に向かって舞台に立ち続けます」と、そして金太郎改め染五郎さんが「なお一層芸道に精進いたします」と、それぞれ決意を述べていました。


このあと上演された「勧進帳」では、幸四郎さんが、父、白鸚さんが長く演じてきた弁慶の役を、染五郎さんが初めてとなる源義経の役を演じ、親子そろっての共演を披露しました。


訪れた40代の男性は「新・幸四郎さんの弁慶役にどっぷりつかりました。新・染五郎さんは若くてかっこいいマスクなので、花も実もある役者さんになると思います」と話していました。


三代そろっての襲名披露の興行は来月25日まで歌舞伎座で行われ、その後、名古屋や大阪などでも行われる予定です。