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インド南部のチェンナイで始まった兵器の国際見本市には、47の国と地域から、政府の代表団や軍事関連企業が出展し、12日開会式が開かれました。


インドのモディ首相は、演説で「今や世界は1つに結ばれ、武器も、さまざまな供給ルートが必要とされるようになった。われわれは兵器の国産化を進め、世界に供給するようになる」と述べ、世界最大の兵器輸入国から、輸出国に転じる方針を示しました。


インドは現在、国産の武器の調達率を高める計画を進め、今回の見本市に参加した軍事関連企業670社のうち75%をインド企業が占めています。


これらの企業は、海外の軍事技術の移転を目指し、外国企業との兵器の共同開発を模索しているところで、会場には、インドとロシアが共同で開発し、ベトナム軍が採用した巡航ミサイル「ブラモス」も展示されていました。


また、会場の外では、インドが独自に開発した戦車などのデモンストレーションも行われ、アフガニスタンなど周辺国の代表団などが熱心に見入っていました。


一方、インドは主力戦闘機など最新鋭の兵器は、引き続き、欧米やロシアから輸入する計画で、会場ではアメリカやフランスの企業が新型の戦闘機を、ロシアの企業は防空システムを紹介する展示ブースをそれぞれ設置し、売り込みにしのぎを削っていました。