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共和党のライアン下院議長は11日、記者会見を開き、ことし11月に行われる議会の中間選挙に立候補せず、来年1月の任期満了で引退する考えを表明しました。


引退の理由についてライアン氏は「やるべきことの多くを達成できた」と述べ、目標としていた税制改革を実現したことなどを挙げました。


ライアン氏は48歳、2012年の大統領選挙では、共和党の副大統領候補に指名されました。


トランプ大統領ツイッターに、「ライアン氏は本当にいい男だ」と書き込み、功績をたたえました。


ただ、ライアン氏はおととしの大統領選挙でトランプ氏の言動を批判して対立した時期もあり、アメリカのメディアは「トランプ大統領のせいで議長という職務は果てしなく、いらだたしい仕事だった」と報じています。


中間選挙に向けて共和党では、トランプ大統領の支持率が低迷する中、引退を表明する議員が相次いでいて、有力者である下院議長の引退表明で、共和党が下院で過半数議席を維持できるかどうかは、ますます不透明になったと報じられています。