カンボジア野党前党首 民主的な総選挙に日本が役割を #nhk_news https://t.co/Et7bQaXC3d
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年4月12日
カンボジアでは強権的な姿勢を強めるフン・セン政権によって、去年、最大野党・救国党が解党に追い込まれるなど、7月の総選挙が公正に行われるのか懸念が高まっています。
救国党の前の党首で現在、国外での生活を余儀なくされているサム・レンシー氏は公正な選挙の実現に向け協力を求めるために来日していて、12日、都内でNHKのインタビューに応じました。
このなかでサム・レンシー氏は「カンボジアの民主主義はフン・セン首相の独裁国家へと後退し、国民は民主主義の死に立ち会うことになった。このままでは総選挙は無意味な『偽物の選挙』にになってしまう」と述べ、現政権の強権的な姿勢を改めて非難しました。
そのうえで、日本がカンボジアの内戦後から25年以上にわたって、和平や民主化への協力を続けていることを念頭に、「日本が国際社会と連携して進めたカンボジアの民主化プロセスは日本にとっても外交的な遺産として守るべきものだ。カンボジアに再び民主主義を取り戻せるよう、働きかけを求めたい」と述べ、日本により積極的な役割を果たすよう求めました。
サム・レンシー氏は12日午後、都内で日本の国会議員の会合に出席し、ことし7月の総選挙が民主的に行われるよう協力を求めました。
このなかでサム・レンシー氏は「野党が解党され、議員も政治的な活動が禁止された。このような事態は90年代の民主化後、初めてのことだ」と述べ、危機感をあらわにしました。
そして、「来月には総選挙に参加できる政党登録の締め切りを迎える。それまでに日本が公正な選挙が実施されるようフン・セン政権を説得できると信じている」と訴えました。
日本が果たしうる役割について、サム・レンシー氏は「欧米は支援を停止するなどフン・セン政権と距離をとってしまったが、日本だけはまだ政権と関係を持っている。この関係を使って、カンボジアを正しい方向に導いてほしい」と述べ、強い期待を示しました。
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カンボジアとの関わり - shio✨ - Scrapbox https://t.co/w4tiNAExd5
— 塩澤一洋, Kaz Shiozawa (@shiology) 2018年4月13日