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−−原発の危険性は長く指摘されていましたが、耳には入らなかったのですか。


 反原発は左翼勢力がやっていることくらいにしか思っていなかったから。

 −−07年の新潟県中越沖地震では、東京電力柏崎刈羽原発で火災や微量の放射性物質の放出が起きました。


 それは印象に残らなかった。しかし、3・11は衝撃だった。放射性物質が関東地方まで飛んできた。さらに調べると、原発から出てくる放射性物質の「ゴミ」の捨て場所も世界で1カ所しかないという。「これは見なきゃいかんな」と考え、顧問をしていたシンクタンクのメンバーを募って、13年夏にフィンランドオンカロ(核廃棄物最終処分場)へ行った。東芝日立製作所三菱重工業といった原発関連企業の幹部たちも参加した。彼らも見たことがなかったらしい。そこで(ゴミ捨て場として)10万年も保管する施設を造らなければならないというのを見て、「原発ゼロしかない」と確信した。

 −−今、考えている原発の問題点は。


 全部だめだ。コストが高いし、CO2どころではないもっと毒性の高いゴミを出す。だから「やめろ」と。大企業の幹部からは「ただちに原発ゼロは無理。総理までやったのに無責任なことを言わないで」と言われたが、動いている原発が全国で数基しかない今も、電力不足による停電は起きていない。「原発ほぼゼロ」を実現しちゃっている。


 原発産業は絶対に事故を起こしちゃいけない。福島の人たちは今も何万人もが家に帰れない状態だ。しかし、どんな機械でも事故は起こる。「万が一」があるんなら絶対に持っちゃいけない。日本は地震、火山、津波があるから、特にだめだ。前の原子力規制委員長の田中俊一さんは「規制基準に合格しても安全とは申し上げない」と話していたし、事故が起きた時の避難計画もテロ対策も弱いところだらけだ。それなのに、政府が平然と「世界一厳しい基準」と言い続けていることにはあきれるしかない。

 日本は明治維新以来、課題に直面しても何とかなるという「成功体験」を続けてきた。「言われた通りにすれば、うまくいく」という経験を重ね、太平洋戦争の敗戦についても、戦後復興で「何となくうまくいった」と、国民全体が「いい気」になった。


 日本の人々は150年前から何も変わっていない。問題が起きると、当事者に「あいつが悪い」と烙印(らくいん)を押し、自分自身は楽な場所に居続けようとする。そして、「いろいろあったけれど今は幸せだ」と、ひどい目に遭ったことすら忘れる。見事な健忘症だ。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180423#1524480665(抑圧の委譲)


アメリカがエルサレムイスラエルの首都と認めたあと、イスラエルパレスチナ双方を主要国の首脳が訪れるのは安倍総理大臣が初めてで、日本時間2日午前1時すぎから、ヨルダン川西岸でパレスチナ暫定自治政府アッバス議長と会談しました。


冒頭、安倍総理大臣は中東和平問題について、「日本は『2国家解決』を支持しており、中東和平に積極的な役割を果たす決意を伝えるために来た。国家樹立に向けたパレスチナの努力を政治経済面から支援していく」と述べたうえで、日本の大使館をエルサレムに移すつもりはないと伝えました。これに対し、アッバス議長は「中東和平に向けた日本の役割に期待する」と応じました。


さらに、安倍総理大臣は中東和平問題は当事者間の交渉で解決されるべきだとしたうえで、和平の実現にはアメリカの役割が不可欠だとして、アメリカから交渉の提案があれば、応じるべきだという考えを示しました。


そして、対話の再開には双方の信頼醸成が必要だとして、パレスチナの経済的自立に向けて、日本が提唱している経済プロジェクト「平和と繁栄の回廊構想」を発展させ、物流網の整備を進めることや、新たに1000万ドルの食糧支援を行うことなど、支援を継続する考えを伝えました。これに対し、アッバス議長は「パレスチナに希望を与えるものだ」と謝意を示しました。


安倍総理大臣は、日本時間の2日夜、イスラエルのネタニヤフ首相とも会談することにしています。

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#政界再編#二大政党制