ドミニカ共和国と中国の外交関係樹立 台湾「借款約束」と非難 #nhk_news https://t.co/OSbh1DUXw2
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年5月1日
中国で副首相級の国務委員を兼ねる王毅外相は1日、北京でカリブ海にあるドミニカ共和国のバルガス外相と共同で記者会見し、両国が外交関係を樹立したことを明らかにしました。
ドミニカ共和国は共同声明で「世界に中国は一つしかない」などとして、即日、台湾との外交関係を断ちました。
これに関連して、台湾メディアは台湾当局の関係者の話として、中国政府がドミニカ共和国に鉄道や高速道路などのインフラ整備などを含む30億ドル(3300億円)に上る借款を約束したと伝えました。これはドミニカ共和国の年間の国家予算の20%余りに当たります。
台湾はドミニカ共和国と外交関係を取り付けるにあたり、中国政府が巨額の借款を約束したとして激しく非難しています。
これで台湾と外交関係がある国は過去最少の19か国となり、中国政府としては台湾の蔡英文政権を孤立させるため、外交的な圧力を一段とかける狙いがあるものと見られます。