サウジで女性人権活動家ら拘束相次ぐ 国連が懸念 #nhk_news https://t.co/n8QmLUWCKQ
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年5月29日
サウジアラビアでは今月、女性の権利向上を訴えてきた活動家らが相次いで拘束され、当局は、外国の機関と接触した疑いがあるなどとしていますが、詳しい理由は明らかにしていません。
これについて、国連の人権高等弁務官事務所は29日会見を開き、少なくとも9人の活動家が拘束されているとしたうえで、「女性の行動の制約が著しく緩和される中で、活動家たちが標的になり、当惑している」と懸念を示しました。
そのうえでサウジアラビア当局に対し、拘束した理由や拘束の状況を速やかに明らかにするよう求めました。
サウジアラビアは、来月、世界で唯一禁止されていた女性による車の運転を経済改革の一環として解禁するなど、長年、宗教や慣習に基づいて制限されていた女性の権利の向上に取り組んでいます。
このため、詳しい理由が明らかにされることなく活動家らの拘束が続いていることについて複数の国際的な人権団体からは「真の改革ではない」などと批判が高まっています。