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日大アメフト問題 関東学連が調査報告書をホームページで公開 #nhk_news https://t.co/CgRtS1Vrzo

— NHKニュース (@nhk_news) 2018年6月4日

先月６日に行われた日大と関西学院大学の定期戦で、日大の選手は無防備な状態だった相手選手に後ろからタックルする重大な反則行為をして全治３週間のけがを負わせました。

試合を主催した関東学生連盟は規律委員会で調査を進め、先月２９日に日大の内田前監督と井上前コーチが反則行為を指示したと認定したうえで、最も重い「除名」処分とする理事会の決定などを発表しました。

この会見では、規律委員長が調査報告書の内容を読み上げましたが、文書を配布したりホームページに掲載するなど報告書の公表は見送っていました。

しかしその後、関東学生連盟には、調査に対する問い合わせが数多く寄せられたということで「関心が高いため報告書を公開することにした」として、急きょ、ホームページに規律委員会の報告書の全文を掲載しました。

調査報告書では「一連の会話について、内田前監督や井上前コーチより当該選手の説明のほうが具体的で合理的だ。どちらを信頼すべきかは明らかで、内田前監督の『やらなきゃ意味ないよ』ということばは立派な指示だ」などと指摘し、日大の内田前監督などの指示を認定した理由や除名処分に至った経緯が記されています。

さらに、報告書の最後には再発防止策として、学生から電話やメールで相談や通報を受け付ける窓口を連盟内に設置することや、明らかに故意と疑われる危険行為に対しては、重いペナルティーを課すルールや運用の見直しなどを検討するとした案も記されています。