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アメリカのホワイトハウスで安全保障政策を担当するボルトン大統領補佐官は訪問中のモスクワで27日、プーチン大統領と会談しました。


会談のあとボルトン補佐官は記者会見し、トランプ大統領プーチン大統領は実際に会って、共通の問題や協力できる分野について話し合うことが重要だと感じている」と述べ、首脳会談を行うことが決まったと明らかにしました。


具体的な場所や日程は28日に発表されることになっていますが、トランプ大統領は27日、記者団に対し、「おそらくヨーロッパ外遊のころになるだろう」と述べ、来月予定しているヨーロッパへの外遊にあわせて首脳会談が行われるという見通しを示しました。


アメリカでは野党・民主党やメディアがいわゆるロシア疑惑への追及を続け、ロシアとトランプ政権との距離の近さを問題視していますが、ボルトン補佐官は「国内からの批判はあるがトランプ大統領は首脳会談が国益につながると考えている」と述べ、ロシアとの関係改善が必要だという立場を示しました。


一方、プーチン大統領ボルトン補佐官との会談の中で、「ロシアはこれまでアメリカとの対立を望んだことは一度もなかった」と述べて、関係改善に意欲を示しました。


両首脳の正式な会談は去年7月以来となり、今回の会談を機に冷戦後最悪とも言われるアメリカとロシアの関係が改善に向かうのか、注目されます。