トランプ大統領 NATO各国に国防費増額迫る書簡 #nhk_news https://t.co/wYTG1sRXtr
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年7月3日
ホワイトハウスの当局者によりますと、トランプ大統領は、来週ベルギーで開かれるNATO首脳会議を前に加盟国のドイツやノルウェーそれにカナダなどの首脳に書簡を送ったということです。
当局者は書簡の内容について詳しい説明を避ける一方「トランプ大統領は同盟国に防衛面での負担を公平に受け入れるよう求めてきた」と強調しました。
アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズによりますと、トランプ大統領は書簡の中で「同盟国が約束した国防費の引き上げが実行されないことにアメリカでは不満がたまっている」と記し、厳しい口調で国防費の増額を迫っているということです。
NATOはGDP=国内総生産の2%の国防費を目標としていますが、アメリカ以外で2%以上支出しているのは一部にとどまっていることから、トランプ大統領は去年初めて出席したNATO首脳会議でも各国を批判して国防費の引き上げを求めました。
トランプ大統領は来週の首脳会議でも改めて国防費の増額を各国に訴える方針ですが、通商政策などをめぐってアメリカとヨーロッパの関係がぎくしゃくする中、NATOの結束にも影響が出かねないと懸念する声も出ています。