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イギリスのラーブEU離脱担当相は19日、ベルギーの首都ブリュッセルにあるEU本部を訪れ、バルニエ首席交渉官と協議を行いました。


今回はイギリスのメイ政権がEUとの関係を重視する方針に転じてから初めての協議で、ラーブ担当相は「建設的な話し合いだった」と述べ、離脱の条件を定める実質的な交渉期限がことし10月に迫る中、夏休みを返上して協議を急ぎたいと意欲を示しました。一方のEUも交渉を加速するようイギリス側に迫る方針です。


ただイギリスが離脱の条件などを定める「離脱協定」の合意がないまま離脱し、輸送や税関手続きなど多くの分野で混乱が生じる事態も考えられるとして、加盟国や域内の企業などに備えを強化するよう求める文書を発表しました。


実際に、イギリス国内ではこれ以上、EUに譲歩するよりは「合意なき離脱」を選ぶべきだとの声も高まっていて、メイ政権が国内をまとめたうえで、こう着状態にあるEUとの交渉を進展させられるのか注目されます。