プチデモン氏の「欧州逮捕状」取り下げ スペインの司法当局 #nhk_news https://t.co/WSlYNsCurv
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年7月19日
スペイン・カタルーニャ州の前の首相のプチデモン氏は、スペインからの独立の賛否を問う住民投票を強行したなどとして国家への反逆行為などの罪に問われています。
そして、EU=ヨーロッパ連合の加盟国の間で結ぶ「ヨーロッパ逮捕状」制度に基づいて、ことし3月、ドイツで一時身柄を拘束され、その後出国を禁じられていました。
スペインの司法当局は19日、この逮捕状を取り下げると発表しました。スペイン当局は、プチデモン氏の身柄の送還をドイツに求めていましたが、今月12日、ドイツの裁判所は国家に対する反逆行為の罪での送還を認めず、より量刑の軽い公金の不正利用の罪での送還しか認めませんでした。スペイン当局はこれを受けて送還を断念し逮捕状を取り下げたとみられます。
ただ、プチデモン氏はスペインに帰国すると身柄を拘束されるおそれがあり、引き続きベルギーなどに滞在しながら独立支持派への影響力を行使していくものとみられます。