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関係者によりますと、物流の効率化に取り組むのはサントリーをはじめアサヒ、キリン、サッポロの大手ビールメーカー4社と、機械メーカーのコマツなど3社です。


これらの企業は原料を輸入したり製品を輸出したりする際にコンテナを使っていて、共通の輸送の中継地点を設けることで空のまま運ぶコンテナを減らし、物流の効率化を図ります。


具体的には、ビール4社が輸入した麦芽が入ったコンテナを東京港で受け取り、各社の製造工場に運び入れたあと、空のコンテナを中継地点に届けます。


一方、コマツなど3社は、中継地点から空のコンテナを生産拠点に持ち帰り、輸出用の製品などを積んで東京港に運ぶ仕組みです。


今月上旬にもサントリーが、コマツなど3社と計画に沿った輸送を始め、年内までに残るビールメーカーも順次、加わるということです。


深刻な人手不足による物流コストの上昇にどう対応するかは、企業の共通の課題になっていて、業界の垣根を越えて物流の効率化に取り組む動きは今後、さらに広がりそうです。