夏の甲子園 “延長18回”星稜対箕島の両エース 始球式で再会 #nhk_news https://t.co/BRVGgX3DmB
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月6日
大会2日目の第1試合の始球式で、「史上最高試合」とも言われる昭和54年夏の和歌山の箕島高校 対 石川の星稜高校の延長18回の熱戦を投げ合った2人の元エースが、甲子園のマウンドで再会しました。
100回大会のことしは、これまで活躍した名選手による「甲子園レジェンド始球式」が行われていて、6日は昭和54年に箕島のエースとして登板した木村竹志さん(当時は石井毅さん)が務めました。
その始球式を見守ったのが、6日の第1試合で球審を務めた星稜の元エース、堅田外司昭さんでした。
39年ぶりに夏の甲子園のマウンドで2人が再会しました。
始球式で木村さんは、高校時代のアンダースローをほうふつさせるフォームからストライクを決めて大きな拍手を受けました。
そして、堅田さんに「暑いけど、頑張って」と声をかけてマウンドを後にしました。
始球式のあと、木村さんは「きのうの松井秀喜くんのワンバウンドの始球式を見て、ストライクをとろうと気合いが入っていた。うまくいきすぎたね」と笑顔でふりかえりました。
そして、高校時代を振り返り「最後まで諦めないことを星稜との試合で学び、今の人生でも実践している。試合が終われば、仲間で友情は今でも変わらない。高校野球で得たものを次の世代に継承していきたい」と話していました。
一方、現役引退後、15年前から夏の甲子園で球審を務めている堅田さんは「39年前のあの試合がなければ、自分がここに戻ってくることはなかった。今の球児たちにも力を出し切ってほしいし、最高の試合をしてほしい」と笑顔をみせました。
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