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ドラフト会議は午後5時すぎから東京都内で始まり、各球団が1位指名を行いました。

このうち、夏の甲子園でホームラン3本を打った高校球界を代表する左バッターで、ピッチャーとしても最速150キロをマークするなど、投打で評価の高い根尾選手には、中日、日本ハム、巨人、ヤクルトのあわせて4球団が1位で指名しました。抽せんの結果、中日が交渉権を獲得しました。

また、報徳学園の小園海斗選手もオリックス、DeNAソフトバンク、広島の4球団が1位で指名し、抽せんの結果広島が交渉権を獲得しました。

大阪桐蔭高校の4番、藤原恭大選手には、楽天阪神、ロッテの3球団が1位指名し、抽せんの結果、ロッテが交渉権を獲得しました。

西武は大学日本代表のエース、日体大の松本航投手を1位で単独指名し、交渉権を獲得しました。

プロ野球のドラフト会議で、高校球界を代表するバッターでピッチャーとしても最速150キロをマークした大阪桐蔭高校の根尾昂選手は4球団から1位で指名され、抽せんの結果、中日が交渉権を獲得しました。

大阪桐蔭高校の根尾昂選手は野手としては高校通算32本のホームランを打ち、ピッチャーとしても最速150キロをマークした投打でレベルの高い選手です。

大阪桐蔭高校では2年の春から4回連続で甲子園に出場し、春のセンバツでは2大会連続で優勝投手になったほか、ことしの夏は3本のホームランを打つなど、投打の柱としてセンバツ2連覇、史上初となる2回目の春夏連覇に大きく貢献し、高校日本代表に選ばれました。

根尾選手は中学時代にスキーの全国大会で優勝した経験があり、高校生離れした高い守備力と、広角に打ち分ける力強いバッティングで「打てるショート」としても評価されています。

さらに、ピッチャーとしても最速150キロのストレートを投げることができることから投打で注目を集めていました。

プロ野球のドラフト会議で、報徳学園の小園海斗選手は4球団から1位で指名され、抽せんの結果、広島が交渉権を獲得しました。

報徳学園の小園海斗選手は広角に打ち分けるバッティングセンスと守備範囲の広さが光る右投げ左打ちの内野手です。

報徳学園では1年夏からショートのレギュラーとなり、去年は2年生ながら高校日本代表に選ばれて18歳以下のワールドカップでもショートで活躍しました。

ことし夏の甲子園では1試合で3本のツーベースを打つなど、8年ぶりのベスト8に貢献し、大会後には2年連続で高校日本代表に選出され、18歳以下のアジア選手権は5試合すべてに先発出場し、打率5割2分4厘の成績を残しました。

俊足に加え、強肩を生かした守備範囲の広さが光り、走攻守、三拍子そろったショートとして高い評価を受けています。

プロ野球のドラフト会議で、大阪桐蔭高校の藤原恭大選手は、3球団から1位で指名され、抽せんの結果、ロッテが交渉権を獲得しました。

大阪桐蔭高校の藤原恭大選手は走・攻・守三拍子そろった左投げ左打ちの外野手です。
高校では1年夏からレギュラーとなり去年は2年生ながら高校日本代表に選ばれ、18歳以下のワールドカップでは1番バッターとして活躍しました。
甲子園には2年の春から4回連続で出場し、ことしの夏は4番に座ってホームラン3本、11打点の活躍で甲子園春夏連覇を果たし、大会後には2年連続で高校日本代表に選出され、18歳以下のアジア選手権でも活躍しました。

力強いバッティングに加え、俊足、強肩を兼ね備え、走攻守が三拍子そろった外野手として高い評価を受けています。

プロ野球のドラフト会議で、ことし夏の甲子園秋田県勢として103年ぶりに準優勝した金足農業のエース、吉田輝星投手は日本ハムが1位で指名し、交渉権を獲得しました。

金足農業の吉田輝星投手は最速152キロの伸びのある速球が持ち味の本格派のピッチャーです。

ことし夏の甲子園では、伸びのある速球とキレのある変化球で準決勝までの5試合すべてで完投し、横浜高校日大三高など強豪校を次々と破りました。

決勝では史上初の2回目の春夏連覇を果たした大阪桐蔭高校に敗れたものの、6試合で881球を投げ、合わせて62個の三振を奪うなどチームを秋田県勢として103年ぶりの準優勝に導きました。

大会後は、18歳以下のアジア選手権の日本代表にも選ばれ、韓国戦と台湾戦の2試合で登板しました。

吉田投手は、投げるだけでなく、けん制やフィールディングなどの技術も高く、プロ野球のスカウトからは総合力の高いピッチャーとして高く評価されています。

このうち、根尾昂選手は1位で中日、日本ハム、巨人、ヤクルトの4球団が指名し、抽せんの結果、中日が交渉権を獲得しました。

藤原恭大選手も1位で楽天阪神、ロッテの3球団から指名され、抽せんの結果、ロッテが交渉権を獲得しました。

また、横川凱投手が4位で巨人に、柿木蓮投手は5位で日本ハムに指名されました。

同じ高校から4人が指名されたのは、平成13年に夏の甲子園で優勝した日大三高から、現在はヤクルトでプレーする近藤一樹投手などが指名されて以来、17年ぶりです。

 根尾の交渉権を引き当てた中日は、1位指名を早々に表明。ロッテも早い段階で藤原の指名を公表し、探り合いが展開された。結果、中日とロッテは思いが通じた格好だ。興味深いのは、最初のくじを外した8球団のうち、6球団が指名を大学・社会人に切り替えたこと。最終的に4球団は大学生投手を指名しており、各球団が「投手」なのか「打者」なのかという補強戦略に関係なく、根尾と小園、藤原の能力を評価していたことがうかがえる。

 毎年、その動向が注目される日本ハムは、根尾か、高校生投手でトップクラスの評価だった吉田かで揺れたという。他球団の動向を踏まえた上で、吉田を単独指名する球団はないと判断。重複覚悟で根尾を指名して外したものの、この夏の甲子園をわかせた右腕の「一本釣り」に成功した。

1位指名から補強ポイントの強化に徹したのがパ・リーグ王者の西武だ。パで最悪の防御率4・24だった投手陣のてこ入れが急務で、大学生投手・松本を単独指名。2位も高校日本代表の長身右腕・渡辺の交渉権を獲得するなど、指名した7人中4人が投手の現実路線だった。

 各球団とも高校生と大学・社会人のバランスを取った指名が多かったが、例外が巨人。外れ外れ1位は大学生左腕と即戦力を確保したが、あとは高校生5人という偏った指名。来季から現場復帰する原監督は「何か特徴のある、可能性を大きく持った選手がとれた。近未来、近々未来の巨人を背負って立つ」と総括した。

 矢野・新監督を迎えた阪神は、藤原、辰己と外野手2人のくじを外した。三度目の正直で指名したのは、今年の都市対抗で打率5割超を記録した大阪ガスの外野手・近本。外野は高齢化が進み、補強ポイントの一つだった。さらに2、3位は内野手で、3位までに投手を指名しなかった唯一の球団だった。