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 東京高裁民事部の岡口基一裁判官(52)がツイッターの投稿で民事訴訟の当事者の感情を傷付けたとして、最高裁は裁判官の懲戒などについて審理する「分限裁判」を開き、岡口裁判官を呼んで審問を行いました。
 東京高裁民事部・岡口基一裁判官:「(処分は)最高裁としてもありえない。法治国家としてもありえない」
 最高裁は今後、処分について戒告か1万円以下の過料とするかなど結論を出すことになります。岡口裁判官はこれまでもツイッターの不適切な書き込みで処分を受けていました。


懲戒を申し立てられたのは、東京高等裁判所岡口基一裁判官(52)です。


岡口裁判官はみずからが担当していない裁判についてのツイッターへの書き込みで裁判の当事者を傷つけたとして、ことし7月に東京高裁から懲戒を申し立てられ、11日、最高裁判所で開かれた裁判官の処分を審理するための「分限裁判」に出席しました。


裁判は非公開で行われましたが、岡口裁判官は「ツイッターの利用は表現の自由そのものだ。高裁の長官が全面的にツイートを禁止しようとし、従わなければ懲戒を申し立てることは表現の自由の侵害で、裁判官の独立をおびやかす」などと主張したということです。


このあと岡口裁判官は現職としては異例の記者会見を開き「懲戒の申立書には、当事者がなぜ傷ついたのかなど詳しいことが書かれていないので、反論ができず、適正な手続きではない。何がダメなのかルールを決めないと表現の自由が萎縮する」と訴えました。


「分限裁判」で懲戒にあたると判断されれば、戒告か1万円以下の過料となります。


審理は今月中に終わる見込みで、裁判官の表現の自由をめぐって最高裁がどのように判断するのか、注目されます。

岡口基一裁判官(52)は東京高等裁判所で民事裁判を担当し、ツイッターなどのSNSを使って積極的に情報発信を行う異色の裁判官として知られています。


ツイッターでは裁判に関する記事をリツイートして紹介していて、女子高校生が殺害された事件の裁判に関する書き込みで遺族から抗議を受け、ことし3月に東京高裁から厳重注意処分を受けました。


また、ことし5月にはみずからが担当していない飼い犬の所有権をめぐる裁判について、ツイッターに「え?あなた?この犬を捨てたんでしょ?3か月も放置しておきながら」と書き込んだことに対し、当事者から東京高裁に抗議があったということで、裁判の当事者を傷つけたとして、東京高裁から最高裁に懲戒を申し立てられました。


今回の分限裁判について岡口裁判官は、みずからのブログに最高裁に提出した書面を載せるなどして、裁判所当局を批判する主張を発信しています。


ツイッターでは裁判関係の発信以外にも、みずからの白い下着姿の写真も投稿して注目を集めました。


岡口裁判官のツイッターのアカウントは現在、凍結されています。


一方で民事裁判に関する数々の専門書の著者としても知られています。


SNSを使ってプライベートな情報や裁判に関連する見解を積極的に情報発信している岡口裁判官は異色の存在として知られています。


では裁判官がSNSなどに投稿することについて街の人は…


「仕事の内容つぶやくと、民間企業なら会社クビになることもあるので…」(30代男性)


「反対ですね。裁判官は影響力が高いと思うので」(60代男性)


「基本的には反対なんですけど、つぶやく内容によってはどっちでもいいかなと思う」(20代男性)


と、多くの人が否定的な意見だった。


一方、岡口裁判官の発言が懲戒処分に該当するのかどうかを弁護士に聞いたアンケートでは、9割が『懲戒処分に該当しない』と回答した。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180910#1536576359ポストモダンを標榜する思想家が特に強調したのは、『言語構築主義』と『相対主義』だが、これは思想や哲学の枠を超えて、文化全般にまで浸透することになり、道徳的な善悪や法的な正義についても、普遍的な真理はなく、多様な意見があるにすぎないとする考えが、いわば現代人の常識となり、日本でも、特に『ニューアカデミズム』以降、広く浸透した。)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180827#1535366813
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180729#1532861324
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180724#1532429139