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ロシアの極東シベリア地域ではロシア軍による演習「ボストーク2018」が行われていますが、11日、東シベリアの演習場では中国軍も加わった合同演習が始まりました。


軍事演習の「ボストーク」は4年に1度、行われるもので、ロシア国防省によりますと、今回は、30万人の兵士や戦車など3万6000台、航空機1000機余り、艦船80隻が参加する、ソビエト崩壊後、最大規模の演習だということです。


一方、中国軍の機関紙「解放軍報」の電子版は、合同演習には陸軍や空軍の部隊からおよそ3200人の兵士や軍の装備車両1000台余りが参加していて、「両国の軍事協力が新たなレベルに達したことを示すものだ」などとして大きく伝えています。


ロシア極東ウラジオストクで11日開幕した国際会議「東方経済フォーラム」では中国の習近平国家主席が初めて参加し、プーチン大統領との首脳会談も行われるなど中ロ両国は、政治経済に加えて、軍事面でも連携強化をアピールしています。


中国軍との合同軍事演習は今月15日まで5日間にわたって行われ、13日からは実際に部隊を動かして本格的な演習に入るということです。

合同の演習では、これまで行ってきた「テロ対策」から内容を拡大し、外部からの攻撃に対して中ロが共同で防衛にあたる「伝統的な安全保障上の課題」も想定しているとしています。


中国の軍事関係者の間では、中ロ両国が連携をアピールしてアメリカをけん制する狙いがあるとの見方が出ていますが、記事では今回の演習について「第三国に向けたものではなく地域情勢とは無関係だ」とする中国軍の担当者の説明を伝えていて、懸念の払しょくに努めているものとみられます。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180910#1536576356フォッサマグナが分断し、日本のコントロール機能が無くなり、中国やロシアが一気に日本に攻めてくる)