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マルクスは 書いている。《学問するのに大道はなく、学問の険しい小径をよじ登る労苦をいとわぬ者だけが、その輝かしい頂上をきわめる機会を持つのです。》《汝の道を行け、そして人々のいうにまかせよ!》《すべてのことの始めはむずかしいとは、どの科学にもいえる。だから第一章の、とくに商品の分析を含む節の理解が、最もむずかしいこととなろう。》

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2019/01/01/200150(ショーペンハウワー著=鈴木芳子訳『読書について』(光文社、2013))

イタズラ小僧の悪ガキで、スバシコイ少年だった。私は、勉強以外の事では、何事につけ、尊敬していた。スポーツもイタズラも万能の少年だった。顔も悪くなかった。女にも手が速かった。将来は、大成功するだろうと、私は、子供ながらにして、漠然と推測していた。何事につけ要領の良い少年だったからだ。高校卒業後、建設会社を起こし、一時は羽振りが良かったようだが、何かが切っ掛けで倒産したとかいう噂を聞いた。

ところで、小林秀雄が、最後の作品『正宗白鳥の作について 』で、何を言いたいかは、私には、良くわかる。それは、地に足のついた文学、地に足のついた思想、地に足のついた宗教・・・でなければ駄目だということだ。「地に足がついている 」とは、主体的ということであり、言い換えると「土着」ということだ。島崎藤村内村鑑三も、そして正宗白鳥も、地に足のついた、つまり土着派の文学者であり思想家であり、宗教家だったということだ。彼等とは逆に、小林秀雄は、西洋かぶれの学者、思想家、ジャーナリスト、文化人・・・等を激しく批判、軽蔑 罵倒する。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/30/200120(「からくりを用いる者は、必ずからくり事を行う。からくり事を行う者は、必ずからくり心を持つ。それでは、純真潔白さは失われてしまう」。)