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モスクワのショッピングモールで3日、開かれた「サクラフェスティバル」は、日ロ両政府が進める交流事業の一つで、北海道や沖縄県など5つの道や県が参加し、特産品や観光の見どころなどを紹介しました。

会場には、ピョンチャンオリンピックフィギュアスケート女子シングルの金メダリスト、アリーナ・ザギトワ選手が、日本から贈呈された秋田犬のマサルとともに駆けつけました。

生後3か月で贈呈されたマサルは、先月に1歳となり、体重も22キロを超えていてザギトワ選手の指示に従い「おすわり」のポーズをとるなど会場をわかせました。

ザギトワ選手はオリンピックの前、両親に「秋田犬を飼いたい」と頼んだいきさつに触れ、「母親は『オリンピックでいい演技ができたらね』と答えました。このことが、ある種のモチベーションになったのは確かです」と明かしました。

そして、「実際に飼ってわかったのですが、とてもおとなしくて愛想のいい、そして賢い犬です」と話していました。

ザギトワ選手は、愛犬のマサルの写真や動画をSNSで頻繁に発信していて、日本とロシアの交流促進にも一役買っています。

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