米 ロシア銀行への制裁措置 国営石油会社が強く非難 #nhk_news https://t.co/hUtp6JABjE
— NHKニュース (@nhk_news) March 12, 2019
アメリカ政府は11日、ロシアの首都モスクワに拠点をおく政府系の銀行、「エブロフィナンス・モスナルバンク」がベネズエラの国営石油会社を支援しているとして、アメリカでの資産凍結や取り引き禁止といった制裁を科しました。
これを受けて、ベネズエラとの石油の取り引きにこの銀行を利用しているロシア最大の国営石油会社、ロスネフチは12日、声明を発表しました。
この中で、「アメリカは、企業の経済活動に干渉し、投資の保護という国際的な原則に違反している」と指摘したうえで「アメリカのねらいは石油市場の独占だ」と強く非難しました。
ロスネフチはロシア最大の石油企業で、海外の26か国でも油田の開発などを行っていますが、今回の制裁によってベネズエラとの取り引きが難しくなり打撃になることが予想されます。また、社長のセーチン氏はプーチン大統領の側近中の側近とされることから、アメリカとロシアの対立がさらに深まるおそれもあります。