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ドイツのアルトマイヤー経済相は17日、記者会見し、ことしのGDP=国内総生産の成長率の見通しについて、3か月前のプラス1.0%からプラス0.5%に下方修正すると明らかにしました。
これは2013年以来6年ぶりの低い水準です。

その理由としてアルトマイヤー経済相は、アメリカと中国の貿易摩擦や世界経済の減速で主力の輸出が落ち込んでいることや、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱をめぐる問題で先行きへの不透明感が続いていることを挙げました。

ただ、ことし後半には経済は穏やかに持ち直し、来年の成長率の見通しは1.5%まで回復するとしています。

ドイツはヨーロッパ最大の経済大国としてヨーロッパ経済全体をけん引してきただけに、金融市場などでは今後のドイツ経済の動向に高い関心が寄せられています。