防衛省 「イージス・アショア」の調査結果を報告 山口 萩 #nhk_news https://t.co/ts5Fxj4Zo8
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月28日
山口県萩市にある陸上自衛隊のむつみ演習場に配備が計画されている「イージス・アショア」をめぐり防衛省の原田副大臣は28日午後、山口県庁を訪れて、村岡知事や萩市の藤道市長、それに候補地に隣接する阿武町の花田町長と会談しました。
この中で原田副大臣はレーダーから出る電波について、住民の人体に影響を及ぼすことはないと調査の結果を説明しました。
また、迎撃ミサイルが発射された後、切り離される部品が周辺の集落に落下するのではないかという懸念については、ミサイルの飛行コースをコントロールし、演習場内に落下させるための措置を講じるとしています。
そのうえで「むつみ演習場にイージス・アショアを安全に配備・運用できる」と述べて理解を求めました。
これに対し、配備に反対している阿武町の花田町長は「町が力を入れてきた移住政策への影響について、国として見解が示されていない」と不満を示しました。
そのうえで来月行われる住民説明会で住民の理解が得られるのかを見極めて町としての対応を決める考えを示しました。
阿武町では計画の撤回を求める住民グループの会員数が有権者の半数以上になるなど、反対の声も根強く、防衛省では来月、住民への説明会も行うことにしています。
会談のあと、防衛省の原田副大臣は報道陣に対し「これまで十分に説明できていない部分もあったが、調査結果が出たため、客観的、具体的に説明できた」と述べ、安全に配備できるとする考えを強調しました。
そのうえで、今後の見通しについて「今回の調査結果のみで建設工事を強行したり、配備先を決定したりするものではない。地元の議会や住民にも説明する機会をつくり、誠意をもって取り組んでいきたい」と述べました。
また阿武町で配備に反対する住民グループの会員数が有権者の半数以上に達していることについて、原田副大臣は「できるだけ丁寧に説明をさせていただいて、理解をいただけるよう努力したい」と述べ、説明を繰り返していく考えを重ねて示しました。
山口県の村岡知事は会談のあと報道陣に対し、「レーダーの影響や地下水への影響など地元から懸念が示されていた点については、説明で網羅されていたと思う。市や町の住民などにしっかりと丁寧に説明してもらいたい」と述べました。
また、レーダーの近くをドクターヘリが飛行する場合、計器などに影響が出る可能性があることについては「県民の命に関わることなので、しっかり国と話をして支障がないようにしていくことが必要だ」と述べました。
萩市の藤道市長は会談のあと報道陣に対し「説明を受けたばかりで、中身についてこれで十分なのかしっかり検討していきたい」と述べ、市として調査結果を検証する考えを示しました。
また、配備への賛否を判断するうえで重視するポイントについて問われたのに対し、国益にかなうものかどうか、住民の安心安全が確保できるかどうか、まちづくりに大きな支障が出ないかどうかの3つの条件を改めて示し、判断の時期については明言しませんでした。
阿武町の花田町長は、会談のあと報道陣に対し「きょうの調査結果の説明をもっていま考えているものがひっくり返ることは考えられない」と述べ、現時点で配備反対の考えに変わりないことを強調しました。
また、国が地元の理解を求めたいとしている点については「きょうの説明ではその観点がすべて欠落していた。町が進めてきた移住や定住のための政策に影響があるというわれわれの主張への答えもなかった」と述べました。
「イージス・アショア」環境調査の結果 山口 萩 #nhk_news https://t.co/COgLpcK3aq
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月28日
【速報 JUST IN 】文科省職員 覚醒剤や大麻 所持の疑いで逮捕 #nhk_news https://t.co/Whb161XOOh
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月28日
逮捕されたのは文部科学省初等中等教育局の参事官補佐 福澤光祐容疑者(44)です。
厚生労働省麻薬取締部によりますと、福澤容疑者は少量の覚醒剤と大麻を所持したとして覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いがもたれています。
違法薬物を所持しているという情報があり、28日、東京 新宿区内の自宅マンションを捜索したところ覚醒剤などが見つかたっためその場で逮捕したということです。
また、文部科学省のふだん使っている机の引き出しから、小さな袋に入った覚醒剤とみられる粉末と、複数の注射器が見つかったということです。
調べに対して「覚醒剤は自分で使うために持っていた」などと供述しているということで、麻薬取締部が入手ルートなどを調べています。
d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp
児童ら殺傷事件 死亡の男性はミャンマー担当の外務省職員 #nhk_news https://t.co/UK716dhiX4
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月28日
川崎市の路上でスクールバスを待っていた小学生や大人が男に次々と包丁で刺された事件で、死亡した男性は東京 世田谷区に住む外務省職員、小山智史さん(39)と確認されました。子どもをカリタス学園に通わせていた保護者だということです。外務省のホームページや専門職員採用案内のパンフレットによりますと、亡くなった小山智史さんは平成16年に外務省に入り、外務省に10人ほどいるミャンマー語の専門家の1人だったということです。
アジアに関心があった小山さんは、一般に知られていない言語を学びたいと外国語大学でミャンマー語を専攻し、外務省に入ってからはミャンマーの日本大使館での駐在勤務も経験したということです。
また、平成25年にノーベル平和賞受賞者のアウン・サン・スー・チー氏が来日した際に担当官として京都に同行したほか、この年の国連総会の際に行われたミャンマーの外相との会談では当時の岸田外務大臣の通訳を務めたということです。
ミャンマー関連のテレビ番組はこまめに録画し、定期的に都内のミャンマーレストランで食事したり、カラオケでミャンマー語のロックを歌ったりして語学力の向上に努めているエピソードが掲載されています。
この中で小山さんは「最前線で時代が大きく動く場面を目撃できるという意味で非常にやりがいを感じています」と仕事への思いを語っていました。