日産 西川社長の不起訴は不当 都内の男性が検察審査会に申立て #nhk_news https://t.co/0hwC38Wb8T
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月4日
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)は平成29年度までの8年間、みずからの報酬を有価証券報告書に少なく記載した金融商品取引法違反の罪で、法人としての日産などとともに起訴されています。
一方、西川廣人社長はこのうち直近の2年間の有価証券報告書を日産の代表として提出し、「うその記載を認識していた」として刑事告発されましたが、東京地検特捜部はことし4月、嫌疑不十分で不起訴にしていました。
これについて西川社長を告発した都内の男性が4日、不起訴は不当だとして検察審査会に審査を申し立てました。
男性の代理人の郷原信郎弁護士は4日、都内で記者会見し「有価証券報告書にうその記載をする罪は報告書を提出した者を罰するものであり、西川社長が嫌疑不十分とされたことは全く理解できない。西川社長もゴーン前会長と同じように起訴し、裁判所に判断を委ねるべきだ」と述べました。
検察審査会は今後、不起訴の処分が妥当だったかどうか判断することになります。