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  アベノミクスの6年間、日本が何の意味もない異次元緩和をやっているうちに、世界は大きく変わってしまったのだ。

総務省は、都道府県の選挙管理委員会を通じて、参議院選挙の期日前投票の結果をまとめ、速報として発表しました。

それによりますと、公示翌日の今月5日から20日までに期日前投票を行った人は、有権者全体のおよそ16%にあたる1706万2771人でした。

これは、前回、3年前の選挙と比べて108万人余り、率にして6%余り多くなり、参議院選挙としては、過去最多となりました。

都道府県別にみると、38の都道府県で前回よりも増えた一方、青森や富山など9つの県で減りました。

最も多いのは、東京の173万4747人、次いで神奈川の109万56人、大阪の100万7731人などとなっています。

 農林水産省の元事務次官・熊沢英昭容疑者が、「他人に危害を加えてはいけない」との理由から、ひきこもりの長男を殺害したのは今年6月。当然ながら、事件は反響を呼んだが、元事務次官に対しての同情論も上がった。例えば、元大阪市長橋下徹氏は、ツイッターに《僕が熊沢氏と同じ立場だったら、同じ選択をしたかもしれない。本当に熊沢氏の息子に他人様の子供を殺める危険性があったのであれば、刑に服するのは当然としても、僕は熊沢氏を責められない》と投稿した。

 親がなぜ子どもを攻撃するのか。

「その背景にあるのは、“子どもは自分をよく見せるための付属物”という認識と、“子どもを自分の思い通りにしたいという支配欲求”、さらに、“子どもは自分のものという所有意識”があるからです。子どもにいい大学に行かせて、いい企業に就職させる、これは子どもの幸福のためだと親は思っていますが、実際は、親自身を良く見せることができ、自慢になるという打算が潜んでいるのです」

 なかでも、最も厄介なのが、“子どもは自分のものという所有意識”だという。元事務次官が長男を殺したのも、所有意識があったからだと見る。今年1月、千葉県野田市で小学4年生の栗原心愛さんが浴室で父親から虐待されて殺された事件も、“所有意識”がもたらした典型的な例だったと分析する。

「心愛さんを殺害した父親の勇一郎被告は、子どもへの虐待は、“自分の子どもをどうしつけようが、私の勝手だ”と言っています。子どもを自分の所有物としてみなしているからこそ、自分の好きなように扱ってもいいと思い込むわけです。だから、虐待をしても、自分が悪いとは思っていないのです」

 さらに、子どもへの支配欲求が強い親は、ルールを作って、子どもを従わせようとし、徹底的に管理する。それが子どもに与える影響は計り知れない。2008年に起こった秋葉原無差別殺傷事件を引き起こした加藤智大死刑囚の母親は、その顕著な例だと指摘する。

「加藤死刑囚は、子どもの頃、親から徹底的に管理されていました。友達の家に遊びに行くことを禁止。男女交際も許さない。テレビを自由に見るのは禁止され、許された番組は『ドラえもん』と『まんが日本昔ばなし』だけだったそうです。完璧主義の母親は、原稿用紙で一文字でも間違えたり、汚い字があると、書き直しさせたといいます。また、母親の作文指導には“10秒ルール”があり、“この熟語を使った意図は?”などと質問し、母親が10秒のカウントダウンをする。ゼロになるまで答えられないとビンタしたそうです。母親の子どもへの支配欲求が、加藤死刑囚の精神面に強い影響を与えたことは想像に難くありません」

 親が、兄弟姉妹で“格差”をつけることで、子どもの心を傷つけ、後々まで禍根を残すこともあるという。その典型となったのが、昨年6月、走行中の東海道新幹線の車内で男女3人を刃物で襲い、男性1人が死亡した事件である。

「逮捕された小島一朗被告は、中2の新学期に母親が姉には新品の水筒を与えたのに、自分には貰い物が与えられたことに腹を立て、その日の夜中に両親の寝室で包丁と金槌を投げつけています。水筒をめぐる不満は氷山の一角で、日頃からこうした格差を感じていたのではないでしょうか」

 こういう親には、どう向き合えばいいのか。

「親に逆らわず、親と対決すべき時に対決しないと、後から大きなツケが回ってきます。この対決は親のためではなく、自分のために行うものだからです。親と対決しなければ、一生心の最深部に横たわっている“恐れ“に悩まされるかもしれないし、傷ついた自尊心を抱えたまま、無力感にさいなまれるかもしれません。子どもの時に親と対決できなくても、ある時期になったら対決すべきです

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#家父長制#家族主義#毒親