プエルトリコの知事 同性愛者や女性を侮辱で大規模な抗議 #nhk_news https://t.co/Yusao7uIL3
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月22日
プエルトリコのメディアは今月初め、自治政府のロセジョ知事と幹部との間で交わされたインターネット上のメッセージを入手したとして、その内容を報じました。
この中でロセジョ知事は、地元出身の人気歌手で同性愛者であることを公表しているリッキー・マーティン氏を下品な表現で侮辱していたほか、女性の政治家や専門家を中指を立てるひわいなしぐさの絵文字で指さしたり、「売春婦」などと呼んだりしていたということです。
これに対し、住民は知事の辞職を求める大規模な抗議活動を行い、22日には、プエルトリコだけでなく、ニューヨークにも抗議活動が広がりました。
2年前、ハリケーンで大きな被害を受けたプエルトリコでは、復興の遅れや、自治政府幹部の汚職事件などで住民の不満が高まっていて、ロセジョ知事は「次の選挙には立候補しない」と表明したものの、辞職は否定しています。
当時、ハリケーンへの対応が不十分だったと、厳しい批判にさらされたトランプ大統領は22日この騒動に乗じて、プエルトリコの自治政府は、巨額の復興費用をむだにしているとしたうえでロセジョ知事を「無能で、ひどい知事だ」と批判し、波紋が広がっています。
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