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ヨーロッパでは、アフリカ大陸からの暖かい空気が流れ込んだ影響で、北部を中心に各地で気温が上昇しました。

このうちパリでは最高気温が42度6分に達し、1947年に記録した40度4分を超えて観測史上最高となりました。

エッフェル塔を臨むトロカデロ広場では、多くの観光客が噴水に入って水遊びをして暑さをしのぐ姿や、芝生で日光浴をする姿が見られました。

パリに観光に訪れているロシア人の女性は「信じられない暑さで驚いています。全く予想していませんでした。中東にいるみたいです」と話してました。

また、パリに暮らす男性は「地球温暖化は間違いなく起きていると思います。毎年、平均よりも暑く危険なことも起きかねない。どこまで暑くなるか怖いです」と話していました。

フランス以外でも、ドイツ北西部で42度6分、オランダ南部で40度7分などと、いずれも観測史上、最も高い気温となりました。

この暑さで、フランスとベルギーを結ぶ高速鉄道の一部が大幅に遅れるなど夏のバカンスにも影響が出る事態となっています。

暑さは26日以降、ヨーロッパではやわらぐ見通しですが、WMO=世界気象機関は、地球温暖化によって、こうした熱波は今後も増えると警戒を呼びかけています。