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アメリカのFRBは、30日、金融政策を決める会合を始めましたが、今回はおよそ10年半ぶりに、景気の減速を防ぐための政策金利の引き下げに踏み切るのか、注目を集めています。

これについてトランプ大統領は30日、「FRBは去年まであまりにも早くあまりにも深刻な利上げに動いた」と述べ、改めてFRB批判を展開しました。

そのうえで、「大幅な利下げを見たい。即座に金融の引き締めをやめるべきだ」と述べ、FRBに対して利下げの決定だけでなく、今の政策金利の2.25%から2.5%の範囲を大きく引き下げるべきだと注文をつけました。

トランプ大統領FRBのパウエル議長の対応を繰り返し批判してきましたが、政府から独立した判断が必要なFRBの会合のさなかにもかかわらず、圧力を強めています。

FRBは会合2日目の31日に、政策を決定し、公表します。