イタリア 年内の総選挙は回避の見方強まる #nhk_news https://t.co/XWr5lyRQO3
— NHKニュース (@nhk_news) August 28, 2019
イタリアでは去年6月に議会第1党で新興政党の「5つ星運動」と右派政党の「同盟」による連立政権が発足しましたが、政権内で対立を繰り返し、早期の選挙を求めて同盟が不信任案を提出したことからコンテ首相が辞任しました。
辞任を受けて5つ星運動は、総選挙を避け新たな連立政権を発足させるため中道左派の「民主党」と協議を続けています。
地元メディアは27日、これまでの協議で5つ星運動が、辞任したコンテ氏を再び首相に擁立することを提案したのに対し、当初は政権の刷新を求めて難色を示していた民主党が提案を受け入れたと伝え協議は大詰めを迎えています。
議会の解散権を持つマッタレッラ大統領は先週、27日までに新政権が擁立できる見通しが立たなければ議会を解散し秋にも総選挙を行う可能性を示唆していましたが、この期限を1日延長しています。
このため両党の合意は近く、1年半余りで再び総選挙となるのは避けられるという見方が強まっています。