壁建設の転用予算分は同盟国が穴埋め検討を 米国防総省 #nhk_news https://t.co/0klvcxtStf
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年9月10日
メキシコとの国境沿いの壁の建設費をめぐってアメリカ国防総省は、アメリカ軍が駐留する海外19か国の基地の予算、約18億ドル(日本円で1960億円余り)を転用することを決めていて、在日アメリカ軍の基地からも格納庫の建設費など日本円で約430億円が転用されます。
これについて、国防総省のホフマン報道官は9日、記者団に対し、「エスパー国防長官はこれまでも同盟国とさらなる負担の増加に向けて議論してきた」と述べ、同盟国が負担の増加に応じる必要があるとの考えを改めて強調しました。
そのうえで「もし同盟国が自国のアメリカ軍基地への予算を増やしたければ、自分たちで支払うことを検討するだろう」と述べ、基地を抱える同盟国自身が公平な負担の一環として、転用された予算を穴埋めすることも検討するべきだとの考えを示しました。
在日アメリカ軍の駐留経費の日本側の負担、いわゆる「思いやり予算」をめぐっては、日米両政府は来年、更新に向けた交渉を行う予定で、アメリカは日本に対してもさらなる負担を求めるものとみられます。