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河野防衛大臣台風15号の影響で停電や断水が続く千葉県を訪れ、自衛隊による入浴や給水など住民への支援活動などの現場を視察しました。

このうち富里市では、陸上自衛隊の隊員35人が台風の影響で倒れた木を重機などを使って道路から取り除く作業を視察し、現場の指揮官から、撤去作業を自衛隊が行い、東京電力と連携して電気の復旧作業にあたっているという説明を受けました。

視察のあと、河野大臣は記者団に対し「停電の復旧に時間がかかるということで、防衛省から東京電力に職員を派遣した。東京電力と打ち合わせをして、優先順位の高いところから、倒木の処理を行えるようにする。自衛隊が全面的にバックアップしてしっかりやっていきたい」と述べ、自衛隊としても停電の復旧に全力を尽くす考えを示しました。

また15日夜遅くから大雨のおそれがあることから「ブルーシートの設置が、高齢者世帯では難しいという話もあるので、要請のあるところは自衛隊がどんどん出ていって、きっちり対応していきたい」と述べました。

台風15号の影響で停電が続いていることなどから、千葉県では、南部を中心に広い範囲で携帯電話がつながりにくい状態が続いています。

このためauのKDDIは衛星を経由して通信する基地局の機能を持った船を15日午後、横浜市の拠点から千葉県館山市の沖合に向かわせ、15日夜7時すぎから運用を開始しました。条件がよければ、この船の基地局を通じて20キロ先からも通信ができるということで、千葉県南部の通話や通信の状況が改善できるとしています。

この船が運用されるのは去年の北海道での地震以来、2度目で、陸上の基地局が復旧するまでの間、運用を続ける方針です。